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- 2017年度
- コスタリカ野球支援報告会が行われました
コスタリカ野球支援報告会が行われました
3月6日(火)、野球部員10人がコスタリカで活動したJICA主管 大学連携ボランティア派遣事業の報告会が行われました。
「野球を通じた青少年の健全な育成」を目的としたこの派遣事業は今年で3回目となり、過去2回の経験を生かしたより多くの成果が発表されました。
テーマごとに10人の学生が交代して発表が進められました。
コスタリカ共和国の概要から始まり、日本流の礼儀やマナー、協調性、道具のメンテナンス方法やグラウンド整備方法の紹介の様子が説明されました。
コスタリカではグラウンドが十分整備されておらず、ふるいを使って小石を取り除いたり、窪みを埋めたりして環境を整えることから始めたそうです。
練習用備品もないため、前回までの活動で必要性を強く感じた集球ネットの作成をしました。現地で材料を調達し、現地の方々と協働で完成させました。
日本流の足並みを合わせたジョギング
試合では審判技術も披露
技術面では、昨年までの基礎練習に加え、捕手の練習、内外野手の連携プレー、試合形式の練習などの一段階アップした指導ができたとリーダーの梅原一樹さん(リベラルアーツ学群 2年)が発表しました。
3年連続で子どもたちの遠投やスイングスピードの計測も行い、野球支援の積み重ねが数字に現れたことや、小学校訪問での異文化交流で折り紙に目を輝かせた少年の笑顔が忘れがたい喜びですと太田康治さん(リベラルアーツ学群 4年)は話しています。
活動報告の発表を受けて、JICA国際協力機構の二見伸一郎 課長(海外業務第一課)と渡部鐐二 技術顧問から「国際協力の基本である『指導させてもらう』という姿勢や、物を現地で調達して現地の人に作り方を覚えてもらう体制ができていて素晴らしかった」と高い評価をいただきました。
報告会を終えた10人は、学長室を訪れ帰国の挨拶をしました。三谷高康学長は、「ベースボールではなく日本の『野球』を通して支援することで、学生自身も成長し、この貴重な体験が卒業後の目標を形成する礎になっている」とねぎらいました。
本学がモットーとする「学而事人」が実践され、野球部のコスタリカ支援は2020年まで続きます。
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