第13回留学生による日本語スピーチコンテストが行われました

2014年08月05日

2014年6月28日(土)桜美林大学国際寮にて第13回日本語スピーチコンテストを開催しました。

スピーチコンテストには正規留学生2名、交換留学生5名、留学生別科生4名の計11名が参加しました?出場者は様々なテーマで日本での体験を発表しました。

こちらに、受賞者のコメントをご紹介します?


   

第1位 留学生別科 鄭韻詩さん

 春に来日してからもう3ヶ月が経ちました。今はもう夏場になり、ちょうど実りの季節に、私は桜美林大学留学生別科が開催したスピーチコンテストで豊かな実りを収穫しました。しかし、それはすべて私の努力だけのものではなくて、原稿を添削してくださった石塚先生と日本語の授業を担当していただいた山下こずえ先生のご指導があったからこそ、優勝できたのだと思います。先生方に心から感謝しております。
 優勝できたのは夢といえば夢ですが、夢ではないといえば夢ではありません。スピーチコンテストに参加しようと思った瞬間から、優勝を目指して頑張ろうと決心しました。そして1ヶ月くらいずいぶん練習しました。十分な準備は成功の鍵であると私は信じています。まずは目標を立てること、そして、日々の努力を積み重ねることによって、やりたいことがやり遂げられるのではないかと思っています。
 賞をいただいたこと以外に、私はこのスピーチコンテストから、意志の力というものを深く感じたし、自分をアピールする方法や、文章の書き方などいろいろなことを収穫しました。
 スピーチコンテストに参加させていただいて、誠にありがとうございます。これからは後輩たちの素晴らしいスピーチを期待しています。


第2位 留学生別科 黎艶鳴さん

<スピーチ内容>
私の発表したテーマは、「おふくろの味」でした。おふくろの味は家族との絆を象徴しているものだと思います。来日して3ヶ月間、中華料理に対する懐かしさがずっと頭の隅から離れません。中華料理への懐かしさより、「おふくろの味」をたっぷりと満喫したいという気持ちだと思います。その味は、私にとって、ただ味覚の記憶だけでなく、家族との切っても切れない絆です。

<受賞の感想>
自分の努力した成果が皆に認められて、本当に嬉しかったです。実は、母と一緒にいる時、あまり直接母に感謝の気持ちを伝えませんでした。今回はスピーチの形で母への愛を人前で言い出すのはちょっと恥ずかしかったですが、面白くて貴重な経験だと思います。帰国したら、まずは母のために美味しい料理を作って、自分の感謝の気持ちを母に伝えたいです。

<今後の抱負>
 今後は、もっと多くの新しいことに挑戦したいと思います。昔は、人前であまりうまく話すことができなかったのですが、スピーチコンテストに挑戦したことによって、この壁を乗り越えることができました。能力の制限があるかもしれませんが、若いうちに、力を尽くして色々な新しいことに挑戦したいです。失敗しても、貴重な経験になるので悔しくないと思います。

第3位 交換留学 サンジャー アンフチメグさん

<スピーチ内容>
コミュニケーションとはどのようなことであろうか。私は主にコミュニケーションギャップというのは何だろうと疑問に思い、今回のスピーチテーマにしました。実際、日本でアルバイトをし始めたことによって体験したコミュニケーションギャップを元にし、それらの問題点や解決法を述べました。

<受賞の感想>
私がスピーチコンテストに参加したのは今回が初めてでした。最初は自分の言いたいことをどうやって書いて伝えばいいかが分からずにいましたが、ライテイングサポートセンターの先生たちが相談にのってくれたおかげで自分の言いたいことを全部上手く書くことができました。
 発表するときはとても緊張しましたが、私の発表をよく聞いてくれている人々を見て精一杯頑張りました。
 振り返ってみると、私が自分自身を乗り越えて、このスピーチコンテストに参加したことは日本での留学の一番の思い出になったと思っています。みなさんも人前で発表するのが嫌いだとか日本語力が足りないとかいろいろなことを思っているかもしれませんが、ぜひそれらのことは気にせず、自分を乗り越えて次のスピーチコンテストに参加してみてください。

<今後の抱負>
日本に留学してもう半年くらいが過ぎました。残った時間で自分の日本語の能力をもっと向上させ、いろいろなことを体験し、たくさんのことを身につけたいと思っています。国に帰っても日本語の勉強を続け、将来も日本語だけではなく日本国ともずっと関わっていきたいと思っています。

出場者のみなさん

氏名テーマ性別国?地域所属
李 思慧 ホストファミリーとの出会い
台湾 交換留学
鄭 韻詩

無駄なこと 中国 留学生別科
安 娟妮

一人旅 中国 交換留学
ラズニック サマンサ 誰のためにすることでしょうか アメリカ 交換留学

林 平成 日本人に教えてもらったこと 中国 ビジネスマネジメント学群
邵 佳妮

私が見つけた日本

中国 留学生別科

ショート ゲイブリエル  言語の大切さ アメリカ 交換留学

伊 樺 コミュニケーション

中国 留学生別科
黎 艶鳴

おふくろの味 中国 留学生別科
サンジャー アンフチメグ コミュニケーションギャップ モンゴル 交換留学
王 震 母国へのお土産 中国 ビジネスマネジメント学群

お問合わせ

日本言語文化学院(留学生別科)事務室
〒252-0206 神奈川県相模原市中央区淵野辺4-16-1

TEL :
+81-(0)42-704-7041(平日 9:00~17:00)
FAX :
+81-(0)42-704-7033(終日)
Email :
rywx@obirin.ac.jp