町田市本町田の旧市立本町田中学校と本町田西小学校の跡地を市から借り受け、延べ約2.2万平方メートル(敷地約3.2万平方メートル)の新キャンパスを2020年4月に開設。芸術文化学群を町田キャンパスから移転しました。教室棟、スタジオ棟、音楽棟など、用途に合わせた5つの建物で構成され、2期工事で「桜美林芸術文化ホール」を整備。近隣地域と共生しながら、芸術創造や交流、発信の拠点を目指します。
学生数の増加と新キャンパス移転に伴い、カリキュラムや施設もさらに充実します。新キャンパスでは、芸術文化学群独自の一般教養科目や英語で専門領域を学ぶ科目などが開講されます。これまでにない施設として、音楽専修の音響制作室や録音コントロールルーム、またビジュアル?アーツ専修の映像スタジオ、工房が設置されます。工房には大型の工作機械が導入され、ダイナミックな作品制作が可能となります。
学生広場を中心に、東西に伸びやかに広がる3階建ての校舎を配置。屋外や屋上にはオープンスペースを確保し、ラーニングコモンズがキャンパスの各所に用意されます。さまざまな芸術活動が交差する、アートの空気に満ちた学びの場が誕生します。
2022年4月「桜美林芸術文化ホール」が完成しました。ギャラリーに加え、演劇?ダンスの「ストーンズホール」(250人収容可)、パイプオルガンが設置された音楽ホール「プロビデンスホール」(380人収容可)が整備され、学生たちの実技や学びの成果の発表の場となります。さらには、地域との交流を目的とした「ひなたやま交流プラザ」「ひなたやまテラス」も併設し、地域と共生しながら、芸術創造や地域との交流?発信の拠点を目指していきます。
移転後の芸術文化学群が新たに目指すのは、学群を挙げて取り組む芸術祭の開催。日々の練習や学びの成果を披露する場として、大学祭とは一味違った“アートの祭典”を目指しています。また劇場、音楽ホール、ギャラリー棟以外にもラ一二ングコモンズや屋内外のフリースペースを活用し、日頃から学生がパフォーマンスや作品を発表できる場を設けます。
「山崎団地」と「木曽団地」に隣接する立地を生かし、地域と連携した新たな取り組みが計画されています。芸術と人間、芸術と地域社会の関わりを探求したり、一般市民が参加できる講座やワークショップの企画など。また、芸術関連の専門書を所蔵する図書室も一般公開し、地域の人もアートの拠点として利用できる開かれたキャンパスを目指します。
施設概要
- 所在地
- 東京都町田市本町田2600-4
- 敷地面積
- 31,550㎡
- 延床面積
- 第1期工事 18,953.83㎡ 第2期工事 2,852.34㎡ 合計 21,806.17㎡
- 構造
- 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
- アクセス
- JR横浜線、小田急小田原線?町田駅?バス乗り場より神奈中バスにて「山崎団地行」または?山崎団地センター行?で約20分?山崎団地センター?下車。
?山崎団地センター?バス停より徒歩3分。