平成21年度の文部科学省「大学教育?学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」に、桜美林大学の「層の厚い学士力醸成のための自修システム」が採択されました。
取組名:「層の厚い学士力醸成のための自修システム」
取組の趣旨?目的
桜美林大学では、2000年より客観的で厳格な評価を行うGPA制度、学生へのきめ細かな指導を行うアカデミックアドバイザー制度、そしてキャップ制などを先進的に取り入れ、単位制度の実質化に取り組んできました。この取組みをさら推し進め、学士課程教育の質向上と保証を実現するため「eラーニング」を活用し、基礎から専門に至る「層の厚い学士力醸成」を実現するための取組みを行います。
取組の概要
1. ICT(情報通信技術)の活用による優れたeラーニング自修システムの構築
学士課程教育の質向上と保証を実現するため、厳格な本人同定?受講管理システムを構築します。
2. 初年次教育としてのリメディアル教育
必要に応じ、学生に初年次教育の一つとして高等学校レベルの教科?科目をe-ラーニングとして提供し、自修させる。
3. 単位制度の実質化を図るための学習時間の確保
1単位当たり45時間の学習時間を確保するために、授業時間に加え、e-ラーニングによる授業時間外学習を義務づけ、学士力の向上を目指す。本e-ラーニング自修システムでは、顔認証と音声認証のダブルチェックによる本人同定と、学習時間の管理により単位制度の実質化を実現する。
4. 学士課程教育の質向上のための教員の職能開発(FD)
eラーニング化した授業を学内教員に公開し、教員によるWebサイト上での授業評価などの授業改善により、学士力向上を保証する質の高い授業を実施する。
大学教育?学生支援推進事業【テーマA】の申請書の一部のご紹介
eラーニング受講の流れ