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リベラルアーツ学群 新任教員紹介 山本 絢子 先生

1) 先生のご専門とその魅力を教えてください。

私は気候力学、特に大気海洋相互作用と呼ばれる分野を専門としています。

地球の表面の約70%を覆う海洋は、大気への熱や水蒸気の供給源として日々のお天気?気候の形成に重要な役割を果たしています。一方、大気は海洋から熱を奪い、風によって海の波や流れを作っています。私はこの大気と海洋のやり取りが現在の気候?気象現象をどう形成しているのか、それらが将来どう変化していくのかに興味をもって研究をしています。

世界のどこかで起こった現象が遠く離れた場所でのお天気や気候に影響を及ぼしうる点が特に難しく、また世界は繋がっているのが感じられて面白いなと感じる点でもあります。

休日の1コマ:鹿とともに

2) 休日の過ごし方や趣味を教えてください。

休日は普段は美味しいものを食べてのんびり過ごすことが好きですが、時間が取れれば綺麗な景色を見に旅行へ行きます。海外生活が長かったのですが、日本国内を旅行し多様な地域の文化や風景に触れることで日本の自然や文化の豊かさに気付かされ、毎回新鮮な驚きがあります。

3) 学生や受験生へのメッセージをお願いいたします。

私の担当するデータサイエンスは文理融合型であるといわれており、基盤である統計学とコンピュータサイエンスの他に、文系的なビジネス能力やコミュニケーション能力や発想などが必要となってきます。自分の興味のある様々な学問を学べるリベラルアーツ学群は、こうした領域の垣根を越えたスキルを磨きたい学生さんにぴったりの環境だと思います。

山本 絢子 先生 プロフィール

プロフィール 長野県長野市出身。マギル大学(カナダ)博士課程終了。 海洋研究開発機構にてポスドク、東京大学?SOMPOリスクマネジメントにて研究員、東京海洋大学にて助教を務めたのち、2023年より現職。

担当プログラム
主な担当科目 リベラルアーツセミナー、データサイエンス入門、数理統計学IおよびII、数理統計学演習

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