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PICK UP 授業紹介 本学卒業生の料理人 森野熊八先生がプロデュースするビジネス演習(フードビジネス)

ビジネス演習とは

ビジネスマネジメント学群では、様々な業種?職種で活躍できる “ 高度なビジネスパーソン ” を育成するためのカリキュラムの一つとして、ビジネス現場の実務能力を修得することを目的とした実習?演習科目として、「ビジネス演習」と呼ばれる授業を開講しています。この授業で取り上げられている内容は、旅行企画、会社経営、フードビジネス、地域活性化、DX、広告制作など多岐にわたっています。

今回は、その中でも特長的な取り組みを行っている、ビジネス演習(フードビジネス)について紹介します。

ビジネス演習(フードビジネス)について

森野熊八先生

ビジネス演習(フードビジネス)は、本学の卒業生で、ビジネスマネジメント学群客員講師であり料理人の森野熊八先生が手掛ける授業です。

この授業では、学生たちが「食」に関する様々な事柄*を学修し、フードビジネスの世界に携わる上で大切となる基本的な知識?教養を習得します。また、目の前で作られる和洋中料理を通じて、その調理に関しても学ぶことが出来ます。

※食文化?歴史、各料理の特徴、テーブルマナー、食事の重要性、食の安全、食の旬、食材について、生産?加工?流通?販売、プロの調理技

また、この授業ではフードビジネスに携わる方々にゲストスピーカーとしてお越しいただき、それぞれの方の専門分野の観点からビジネス現場における経験や考え方などについてお話をしていただきます。

あすまるさんキッチン

あすまるさんキッチンは、料理研究家の方々がフードロスに関するSDGsの活動に取り組まれています。現在、日本の年間食品廃棄量は約522万トンにも上り、これは発展途上国で必要とされている食糧の1.2倍にも及びます。あるまるさんキッチンでは、フードロスの中でも特に農家における課題となっている規格外の農作物に注目し、大量に廃棄されてしまっている農作物をジャムやジェラートなどに加工し、販売する活動を行い、フードロスを削減していくとともに、安定的な収入を得ることが難しい農家の経営を支えています。

食材の買い手側も売り手側も、しっかりとフードロスを意識することがフードビジネスにおいて重要な要素となります。

タニコー株式会社

タニコー株式会社では、主に業務用厨房機器を取り扱っており、システムキッチンやガスフライヤー、オーブンといった製品の製造、販売、メンテナンスを行っています。

同社の製品は、約7割が顧客から希望に沿う形でオーダーメイドされている製品となっています。普段、レストランなどを訪れてもあまり見る機会のない厨房機器が、料理人、食材、調理方法を一緒に美味しい料理を生み出す縁の下の力持ちであることを実感することができました。

株式会社ミツカン

2024年に創業220年を迎える老舗企業である株式会社ミツカンでは、ポン酢や納豆など身近調味料や食品を製造し、私達の食卓を支えています。

現在では定番となっているミツカンのポン酢ですが、このポン酢ひとつとっても時代に合わせて消費者の価値観や好みを満たしながら、その味を試行錯誤しながら研究、改良を重ねてきているそうです。同社の歴史やこれまでの味に対する取り組み、商品開発に携わる多くの人たちの想いが込められた料理を味わうのは、「ひと味」違う体験となりました。

JA鹿児きもつき

日本の畜産物は世界トップクラスの質、味、安全性を誇っているにもかかわらず、安価な輸入畜産物が多く市場に流通している中、手間暇をかけて最高品質の食材を育てても高価格となり買ってもらえず、畜産農家の将来を危惧する森野先生。

長年親交のあるJA鹿児島きもつきの下小野田組合長にご協力いただき、若者である学生たちに高級食材、日本の肉の美味しさを知ってほしいという想いから、鹿児島黒牛と茶美豚を学生たちと味わい、日本の畜産業の応援、食の発展に繋げる体験となりました。

受講した学生のコメント

ビジネスマネジメント学群 戸谷 聖奈さん

授業を受講したきっかけは、食文化を学べることや実際に先生が作った料理を食べることができ、また一人暮らしをしていたので、少しでも自炊の知識を得ることができれば、という想いからです。実際、授業にはフードビジネスに関わる様々なゲストスピーカーや企業の方がいらっしゃり、食材や調味料、食に関連する製品を取り扱う立場の方々から直接お話をしていただくことで、食材や製品にかける想いを教えてもらうことができました。

この授業を受講したことにより、今まで行くこともなかったレストランに行き、食べることもなかった料理や食材を口にし、スーパーやコンビニに行った時には授業で教えてもらったことを思い出しながら買い物をするようになりました。後輩たちには、この授業を受講するにあたって、普段見えないようなところ、今まで知らなかったようなところを意識しながら受講してもらいたいと思います。

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