神戸が生んだ日本を代表する社会活動家で生協生みの親でもある賀川豊彦は、日本初のノーベル賞候補者であり、戦前戦後の一時期、世界3大偉人の一人として「ドイツのシュバイツアー、インドのガンジー、日本のカガワ」と併称された世界的な著名人でもありました。
賀川はキリスト教牧師、教育者、労働運動、農業運動などの社会活動の傍ら、次々と多くの話題作を世に送り出した著名作家でもあり、中でも神戸新川を舞台にした処女作『死線を越えて』は日本出版史上空前の大ベストセラーとなり、社会現象を巻き起こし、賀川を一躍、時の人に押し上げました。
賀川豊彦の膨大な著作は、1960年の彼の没後まもなく「キリスト新聞社」より『賀川豊彦全集』(全24巻)として出版されましたが、以後はいくつかの復刻版出版図書以外は、現在までほとんど賀川の著作を手にする機会はなくなり、賀川の名前は約半世紀の間に次第に忘れ去られつつある状態となっています。
さて、このたび賀川の代表作を網羅した『賀川豊彦著作選集全5巻』(一般財団法人アジア?ユーラシア総合研究所刊)の完結を記念し、下記のように著作選集の編集者を講師にお迎えし、神戸集会が開催される運びとなりました。
賀川ゆかりの神戸の地で、賀川豊彦復権の狼煙をあげたいと思います。神戸及び近郊の皆様のふるってのご参集を歓迎いたします。
日時 | 2018年6月9日(土)14:00~17:00 |
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会場 | 賀川記念館4階 神戸市中央区吾妻通5-2-20 |
会費 | 一般 1000円 学生?子ども 無料 |
主催 後援 | 神戸社会人大学、一般財団法人アジア?ユーラシア総合研究所 賀川記念館(神戸)、鳴門市賀川豊彦記念館、コープこうべ協同学苑 |
【プログラム】
挨拶 青木俊一郎(神戸社会人大学学長)
井戸敏三兵庫県知事メッセージ(代読)
記念講話
川西重忠(アジア?ユーラシア総合研究所長、桜美林大学名誉教授)
『賀川著作選集』発刊と賀川復権への期待「死線を越えて我も行く」
西 義人(賀川記念館参事)
賀川豊彦生誕130年!『賀川豊彦著作選集全5巻』完結に思う
鳥飼慶陽(番町出合いの家牧師)
「死線を越えて我は行く —読書と人生」
伴 武澄(萬晩報主宰、国際平和協会会長)
賀川豊彦全集の電子化を推進して 今私たちが賀川から学ぶこと
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