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- 2021年度
- 新競技「Baseball5」を題材にスポーツの普及活動に取り組もう
新競技「Baseball5」を題材にスポーツの普及活動に取り組もう
8月24日(火)から9月5日(日)まで、トーキョーウォーターフロントシティーで開催されている「2020 FAN PARK」に、健康福祉学群 若松健太ゼミの学生がボランティアで参加し、新競技「Baseball5」の普及活動に取り組んでいます。
「2020 FAN PARK」は、競技体験ができるブースや東京2020オフィシャルショップの他、アギトスのスペクタキュラーが設置され、東京2020大会の様々なコンテンツを楽しめるエリア。その中で体験ブースの1つとして出展されているのが、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)と読売新聞社による「Baseball5」です。「Baseball5」は、2017年に世界野球ソフトボール連盟(WBSC)より野球?ソフトボール振興の一環として発表された新アーバンスポーツ。1チーム5人制(公式国際大会では男女混合)で行われ、必要な道具はボール1つ。野球の設備や道具が不足している地域でも取り入れやすいことや、自分で上げたボールを手で打つなど幅広い人が参加しやすいルールにより、「野球離れ」と呼ばれる中、急速に世界へ普及されています。「Baseball5」は2022年のダカールユースオリンピック(2026年へ延期)の公式種目にも追加されました。
今回のイベントへの参加は、Baseball5を用いて野球の普及や障がい者スポーツの普及、幅広い方の健康づくりに寄与する活動を行っている若松准教授の縁から決まりました。若松准教授は、「将来スポーツ業界への就職を志す学生が、オリンピック?パラリンピックという世界の大舞台に携われたことは、とても貴重な経験。学生とともに楽しみながら、来場者の方とイベントを盛り上げ、スポーツの普及活動に取り組むことができて良かった」と話しました。
若松ゼミのゼミ長を務め、本学の野球部に所属する木内将貴さんは、「五輪に参加できる機会は人生で1回あるかどうか」と思い参加。「小さい頃からやっていた野球がオリンピック種目から外れることに寂しさを感じていた。しかし、男女一緒に競技をするイメージが他競技に比べて特にない野球という種目で、男女一緒にできたり、子どもから大人までが一緒に楽しめるルールになってBaseball5という種目ができたことは嬉しい。Baseball5を入口に、野球を始める人やオリンピックを目指す人が増えたらいいなと思う」と話しました。
現在も女子野球を続けている住吉旦帆さんは「Baseball5の普及は、女子野球の普及にもつながると感じている。新しいことに挑戦することは、自分にとって貴重なことであり、プラスになるものだと思うので、これからも積極的にボランティアに参加していきたい」と意欲的な姿勢をみせました。
また本学のソフトボール部に所属する大森康平さんは、「Baseball5という種目は今回初めて知ったが、やってみるととても面白い。六角彩子さん(女子野球W杯の優勝メンバー、Baseball5の公認インストラクターとしても活躍、今回のイベントにも参加)の教え方、伝え方を習得して、自分もこの種目を広めていきたい」と意気込みを話しました。
養護施設でボランティアを行っている木村亘志さんは、実際にボランティアをする中でBaseball5を取り入れてみたそうです。「スポーツを行う前のアップで取り入れてみたが、男女年齢問わず、みんなすぐに上達して楽しんでいた。用意する道具もボール1つなので取り入れやすく、全員で楽しむ姿を見ることができて嬉しかった。これからも何かしらの形で普及活動に携わっていきたい」と話しました。
Baseball5のブースには、連日多くの方が訪れ、大人から子どもまでがキャッチボールと試合を体験。楽しそうにはしゃぐ子どもの姿や、優しく教えてあげる学生、全員で「頑張れ!」と応援しあう姿であふれ、会場は熱気に包まれていました。
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