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- 2021年度
- 「卒業生教員と語る会」が行われました
「卒業生教員と語る会」が行われました
11月25日(木)、教職課程を履修する学生を対象に、本学の卒業生教員に学校現場での取り組みや教職に向けてのアドバイスなどを話してもらう機会として「卒業生教員と語る会」が開かれました。
当日は井上貴雅さん(東京都教職員研修センター研修部専門教育向上課、国語)、吉谷友佑さん(相模原市立内出中学校、社会)、鈴木さん(湘南学院高等学校、数学)、川端優子さん(鶴川高校、英語)、室谷愛恵さん(茅ヶ崎市立北陽中学校、音楽)、高橋佳希さん(神奈川県立厚木西高等学校、保健体育)の6人の先生が来校。昨年度はコロナ禍の影響によりオンラインでの実施となりましたが、今年度は予防対策を講じ対面での実施となりました。
4年生を対象とした『教職実践演習』では、先生ごとに教室が分かれ、学生は専攻する教科の先生の講義を受講。先生は自分の体験談を中心に、リアルな教育現場の様子や教師のやりがいを語り、また採用試験までに準備しておいた方がいいことなどをアドバイス。質疑応答では、学生から生徒や保護者との良好な関係を築くために意識していることや、実際に働いてみて大変だったこと、GIGAスクール構想の進捗など、現場の実情をきく質問が多く上がりました。実際の現場を知り、教職を取り巻く状況を理解することで、教職を志す学生の不安を取り除き、教職実現に向けた準備のための有意義な時間となりました。
3年生の履修者には6人の先生による『教育実習事前?事後指導B』の講義がありました。まず井上さんから、「教育行政が若手教員に期待すること」について説明があり、その後5人の先生から自身の教育実習中のエピソードや、それを踏まえた事前準備の重要性について、また実際の学校の様子など細かく説明がありました。来年教育実習を控える学生たちに向け、「教育実習は大学で学んだことを試す場。積極的に挑戦を」「生徒は大人のことをよく見ている。一人ひとりと真摯に向き合い信頼関係を築くことが大切」「自ら学ぶ姿勢を大切にすること」などアドバイスがありました。
また、「教師になってから退屈だと思った日は1日もない」「生徒の成長が見えると、それまで大変だと思っていたことが全て吹き飛ぶ」といった、教師のやりがい、魅力についても熱く語られました。
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