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芸術文化学群の倉田来実さんがネクタイデザインコンペで入賞!

2018/11/22(木)

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桜美林大学芸術文化学群造形デザイン専修の倉田来実(くるみ)さん(3年)が、八王子織物工業組合主催で同組合のオリジナルブランド「マルベリー?シティ」のネクタイデザインコンペで入賞しました。

400年以上の歴史と伝統をもつ「八王子織物」。八王子織物工業組合では、八王子織物の発展と普及のため、「マルベリー?シティ」の製品として、毎年新しいジャカード織ネクタイを作成し、発表。その一環として、テキスタイルなどを学ぶ学生を対象にデザインを募り、優れた作品を製品化しています。4回目となる今年は204点の応募があり、18点が入賞。その1つに倉田さんのデザインが選ばれました。

「テキスタイル演習(染織)」担当の藤田茂先生からコンペ参加を勧められた倉田さん。もともと服飾に興味があり、「自分のデザインしたネクタイがあったらいいな」という純粋な思いで応募を決めたそうです。

今年のコンペテーマ「ブリティッシュ」に沿って、モチーフをイギリスの国花「赤いバラ」に決定。途切れなく続く柄をデザインするため、基本になる柄を6㎝×6㎝の正方形に手書きでデザイン。そのデザイン画をパソコンに取り込み、デザインソフトで組み合わせ、A4サイズのカラー図案を作成。ネクタイの元になる生地のデザインを完成させました。ネクタイは、使用する元の生地を45度に傾けた状態で裁断?縫製するので、生地がどのような向きで織られて、製品では柄の向きがどうなるかを考えてデザインすることが難しかったといいます。

手書きのデザイン

基本となった柄

提出したカラー図案

配色パターンは全部で3種類。左が倉田さんのオリジナルデザインで、他2種類は、八王子織物工業組合が考案。

「藤田先生から、ネクタイになった時に、バラのモチーフが縦一列に並ばないように配置すると良いとアドバイスを頂きました」と倉田さん。色の条件は、地色を含めて最大4色まで。ただし、織物の場合、織る糸の本数によって色の濃淡を表現できることなど、テキスタイルを勉強中の倉田さんにとって、一つひとつが初めての経験で、勉強になったといいます。

受賞に対して、倉田さんは「入賞すると思っていなかったので、とにかくびっくり。自分のデザインしたネクタイが製品化されて、感動しています」と、応募当初の願いが叶ったことを嬉しそうに話してくれました。「これからも積極的にコンペに挑戦していきたいです。織物についても、もっと勉強したいと思っています」と、今後への自信にも繋がった様子。倉田さんのさらなる活躍が楽しみです。

なお、倉田さんのデザインしたネクタイは八王子織物工業組合直営ショップ「ベネック」で販売中。在庫に限りがあり、店頭にない場合は予約を受け付けています。

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