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- 2019年度
- リーテック株式会社と産学連携~日本と香港で環境ビジネスを学ぶ
リーテック株式会社と産学連携~日本と香港で環境ビジネスを学ぶ
「海外ビジネス研修」(担当:劉敬文教授)の履修生が、7月30日~8月8日、リーテック株式会社(以下リーテック)とリートン本社(香港)で、インターンシップを行いました。リーテックはリサイクルビジネスを展開するリートングループの日本現地法人。不要となったモバイル機器や工場の余過剰品の3R(リデュース?リユース?リサイクル)に関し、最適なソリューションを提供しています。
このプログラムは、本学卒業生でリーテック社員の佐藤伸太郎さんが「在学生に日本と海外で環境ビジネスを学ぶ機会を提供したい」という想いから、初めて実現しました。参加したのは、ビジネスマネジメント学群とグローバル?コミュニケーション学群の学生17人。リサイクルやリユースを行う様々な施設を見学、機器の解体を体験をすることで、環境ビジネスの可能性について考察しました。
前半は国内でのインターンシップ。リーテック社員から「日本の環境問題と環境ビジネスについて」などを学び、東京RSCセンターでのルーターの解体や磁気テープの分解、相模原センターでのHDDのデータ消去を体験。相模原市北清掃工場の見学を行い、日本の廃棄物処理について理解を深めました。
後半は、リートン本社のある香港へ。現地の廃棄物処理センターなどを見学し、香港の環境問題とリサイクルビジネスについて学びました。香港市街地で、分別されていないごみに愕然とした学生は「分別に特化したごみ箱の設置やごみに対する意識改革が必要だと感じました」と、話しました。
全体を通して、参加学生の一人は「リサイクルやリユースが大規模な工場で行われていると知り、驚きました。これまで、携帯電話の中古品には抵抗があり、新品を購入していましたが、今回の施設見学でデータが人の手できちんと消去されていることがわかり、安心したので、使用してみようと思います」と、意識の変化を明らかにしました。
リーテックの担当者は「学生の皆さんにリサイクルやリユースが環境に良いと理解してもらい、また、データ処理システムや検品作業の現場を見学したことで、中古品に対する良い意識が生まれたことを大変嬉しく感じます」と、話しました。
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