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- 19年の歴史に幕 さよならプルヌス同窓会
19年の歴史に幕 さよならプルヌス同窓会
4月10日(日)、プラネット淵野辺キャンパスのプルヌスホールで、「さよならプルヌス同窓会」が行われ、ホールに関わった多くの人が集まりました。
プルヌスホールは、小劇場空間として2003年に開館。約200席のロールバックスタンド型客席と充実した照明?音響設備を持ち、多様なスタイルの公演が可能。芸術文化学群の学生が主体となる、国内でも珍しいホールの管理?運営形態をとり、学生の実践的な学びの場としてだけでなく、「地域に開かれた劇場」をミッションとして、数多くの公演やワークショップなどのイベントが行われてきました。2022年4月、東京ひなたやまキャンパスに開館した桜美林芸術文化ホールにその役割を引き継ぎ、3月31日に閉館しました。
開会に先立ち、舞台芸術研究所の所長?芸術監督として、このホールを育て上げてきた能祖將夫教授は、「学生だけでなく教員も共に育ったこの空間に、今日お別れと感謝を捧げる場を設けました。このホールは開館して19年。19年目の結婚記念日はジルコン式といいますが、ジルコンは知恵と富を与えると言われます。私たちは非常に豊かな富と知恵をいただいた。また、ジルコンは傷ついた人を癒やす、まさしくプルヌスにふさわしいと思いました。この劇場を、心に、体に染み込ませて帰ってほしい」と挨拶しました。
そして、3月に卒業したばかりの佐藤れなさんによる鎮魂の踊り、群読音楽劇「銀河鉄道の夜」を担当した浜まゆみさんによるマリンバ演奏が行われ、その後は来場者が思い思いにホールを見たり、語り合う時間となりました。舞台芸術の第一線でプロとして活躍する卒業生や、在学時代に得たことを他業種活かし活躍している人、結婚して子供連れの人など、様々な卒業生が集まり、ホールを懐かしむとともに仲間との再開を喜びました。
「プルヌスを巣立った人たちが、今日、色々なかたちで成長して戻ってきた、まるで家族のよう」と話した卒業生は、「プルヌスホールは自分の原点。憧れの場所であり自分の目標だった。今日、改めて訪れたこの場はとても身近に感じ、自分は成長したのだなと思った」と振り返りました。
在学中に平台に書いた自分の名前を探す卒業生
第一線で活躍する卒業生ダンサーによる即興
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