交流会には、岩垂ゼミの14人をはじめ、明星大学経営学部経営学科の安岡寛道ゼミ、二松学舎大学国際政治経済学部国際経営学科の小久保欣哉ゼミ、帝京大学経済学部経営学科の赤木徳顕ゼミ、合計4大学の3年生の総勢56人が参加しました。

今年度の交流会のテーマは「どの分野でも良いので、自分達が行う“新規事業”を提案する」で、明星大学2チーム、桜美林大学2チーム、二松学舎大学3チーム、帝京大学3チームの合計10チームがそれぞれ具体的に検討した内容を発表しました。発表終了後には、他大学の教員からコメントや鋭い質問を頂き、学生達は自分たちの発表内容を振り返りながら、真剣な表情で対応しました。

岩垂ゼミからは「フラワーロスチーム」と「クーポンアプリチーム」の2チームが提案しました。

フラワーロスチームは、社会課題となっているフラワーロス（廃棄されてしまう花）削減に繋がるアップサイクルビジネスを提案しました。具体的に花屋、花農家から廃棄する花を回収し、雑貨、堆肥に変え顧客に販売することで葉っぱ一枚すら廃棄しないビジネスを考えました。さらに、顧客が所有する花を回収することもでき、大切な方から頂いた花を形に変えて永久保存できることが特徴です。

クーポンアプリチームは、個人営業をしている非チェーンカフェの経営サポート並びに周辺の地域起こしを担ったクーポンアプリの提案をしました。大学生を対象に、カフェ利用の目的などについてアンケートをとり、スターバックス等の大手ではないカフェにも需要を見出しました。ビジネスモデルキャンバスに沿って、周辺地域の活性化にまで繋がるようなクーポンアプリを提案することが出来ました。

交流会に参加してみて他大学の学生のプレゼンテーションの仕方、PowerPointのデザイン性、見やすさ、ユニークなビジネスアイディアに圧倒されました。この活動を通してゼロから何かを作ること、ビジネスとしてどう成り立たせるかを考えることの難しさを実感しました。またPowerPoint一枚一枚の大切さや全体を通して矛盾が無いかを何度も確認することの重要さに気付きました。今後もこのような活動を通し、あらゆるスキル向上に努めていきたいと考えております。