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- 2022年度
- 駐日コスタリカ特命全権大使がさくらサイエンスプログラムの参加学生を激励
駐日コスタリカ特命全権大使がさくらサイエンスプログラムの参加学生を激励
2月24日(金)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」に採択された本学のプログラムに参加するコスタリカから来訪した学生たちを激励するために、駐日コスタリカ特命全権大使のアレクサンダー?サラス?アラヤ大使が来校されました。
「さくらサイエンスプログラム」とは、産官学の緊密な連携により、新たな時代の社会を担う諸外国?地域の青少年を日本に招へいし、日本の青少年との科学技術分野の交流を行う事業で、①科学技術イノベーションに貢献しうる優秀な人材の養成?確保、②国際的頭脳循環の促進、③日本と諸外国?地域の教育研究機関間の継続的連携?協力?交流、④科学技術外交にも資する日本と諸外国?地域との友好関係の強化、に貢献し、日本及び世界の科学技術?イノベーションの発展に寄与することを目的としています。
今回、本学の提携校であるNational University of Costa Ricaから12人の教職員が来日し、2月22日(水)~2月28日(火)にかけて実施された「スポーツ医科学とマネジメントを科学する コスタリカ×日本野球交流」プログラムに参加しました。
畑山学長は歓迎のメッセージとして「National University of Costa Ricaのみなさん、本学にお越しいただきありがとうございます。アレクサンダー?サラス?アラヤ大使におかれましては、ご臨席いただきありがとうございます。本学とコスタリカの交流は、数年前に本学野球部部員たちを野球の指導をするためにコスタリカに派遣した時から始まっており、今回のプログラムでは、野球だけではなく新たにスポーツ科学やスポーツマネジメント分野での交流へと進化しました。これらの活動を通じて、私たちはより高いレベルでお互いに学び合うことができるようになり、さくらサイエンスプログラムにおけるNational University of Costa Ricaのみなさんとの新たなステージでの交流を大変歓迎しています。本学では、スポーツマネジメントや芸術、ビジネスなど多彩なアカデミックプログラムを有しており、今後は様々な分野で協力し、プログラムを発展していくことができると思っています。また、高等教育分野においてもNational University of Costa Ricaと本学が、コスタリカと日本の関係を牽引していくことができればと期待しています」と今後の交流促進への期待感を語りました。
アレクサンダー?サラス?アラヤ大使は、「独立行政法人国際協力機構(JICA)の支援により、長年にわたり多くのコスタリカの人たちに野球の指導を行うなど、スポーツ振興を通じて日本とコスタリカの友好関係の強化に尽力されている畑山先生と桜美林大学の皆様に感謝いたします。今日では、スポーツはより健康で平和な生活を実現するための手段として、更なる包括的な国際関係を構築するための役割を担っています。今回の交流事業が、桜美林大学とNational University of Costa Ricaとの間における最初の交流となり、野球だけでなく、他の学問分野への理解も深まり、両大学にとって有益なものとなることを願っています。学生のみなさんは、両国の友好と相互理解の架け橋となったこの経験をぜひ活かしてください。私たちは、学生、国民、教育機関の利益のために、今後も協力し合っていかなければなりません。コスタリカの皆さんにとって、このプログラムに参加することは、日本を訪れることを楽しむだけでなく、素晴らしい経験になると確信しています」とメッセージをいただきました。
本学では、2015年から5年間にわたり独立行政法人国際協力機構(JICA)のボランティア事業を通じて、毎年10~15人程度の本学野球部部員をコスタリカに派遣し、礼儀や規律を重んじる日本式野球の指導を通して、コスタリカの青少年育成や野球技術の向上?振興に寄与するなど、コスタリカ共和国との交流に力を入れています。また今後も、野球及びベースボール型体育授業を通じたコスタリカ共和国の青少年の健全な育成、両国の異文化理解の促進、派遣される学生のグローバル人材としての育成を目的とし、新たに連携協定を締結した上で、両国の親善、交流を積極的に行っていきます。
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