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- 2023年度
- シンポジウム開催報告「ポストコロナの航空界の現況と人材育成 — 産官学の新しい航空人材教育 —」
シンポジウム開催報告「ポストコロナの航空界の現況と人材育成 — 産官学の新しい航空人材教育 —」
5月27日(土)、多摩アカデミーヒルズで航空人材育成シンポジウムが開催され、航空業界を中心に教育関係やメディア、そして本学の学生ら150もの方々が参加しました。
会場となった多摩アカデミーヒルズの提撕館(ていせいかん)はこの4月に完成したばかりで、本シンポジウムは、この新校舎落成記念として開催されたものです。産官学連携や教育?研究のあり方について発表?議論を行い、航空業界で求められる人材?ポストコロナの航空業界を担う人材育成を展望するものです。
開催に先立ち、本学の畑山浩昭学長による開会挨拶があり、続いて国土交通省航空局長の久保田雅晴様(代読:国土交通省航空局安全部長 平井一彦様)から祝辞をいただいた後、成田国際空港株式会社代表取締役社長の田村明比古様により「ポストコロナの空港の発展と求められる航空人材」と題した基調講演が行われました。コロナ禍が業界へ与えた影響から始まり、コロナ後の展望、成田空港の将来構想や取り組み等を紹介。「航空業界は多種多様な航空人材の連携によって成り立っている。高い専門性や経験が求められる業種も多い」とし、「全体を把握しながら空港をマネジメントできる人材が不足している」と指摘。「産学官の活発な交流による高度な航空人材の育成が航空業界の未来にとって必要」と締めくくりました。
続いて「最新の授業スタイルの紹介」として、本学の伊藤貢司教授が登壇。VR技術を活用した授業?訓練の事例を紹介。そして本学の戸崎肇教授をモデレーターに、国土交通省航空局安全部長の平井一彦様、成田国際空港株式会社取締役経営企画部門長の宮本秀晴様、全日本空輸株式会社取締役常務執行役員の直木敬陽様、日本航空株式会社執行役員人財本部長の小枝直仁様により、「ポストコロナの航空界の現状と人材育成—産官学の新しい航空人材教育—」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
日本の航空業界を代表する企業や行政において、これからの航空業界を支え発展させていく立場から、それぞれの人材育成の取り組みについての発表がなされ、キャリア採用のありかた、求められるDX能力やリーダーシップなど、未来を支える航空人材の姿やその育成について議論がなされました。
当日は、大勢の365在线体育投注-【官网直营】@学群の学生たちが会場運営に参加するとともに、熱心に講演や議論に耳を傾け、「航空の仕事は一人で完結するものではなく、多くの業種が連携していることを改めて認識した」「この学群で学んでいる意義を理解できた」という感想が聞かれました。空港マネジメントの必要性を訴えた田村様の言葉通り、365在线体育投注-【官网直营】@学群の教育の意義、そして学群が担う責任の重さを認識する機会となりました。
畑山浩昭 桜美林大学学長
田村明比古 成田国際空港株式会社代表取締役社長
伊藤貢司 桜美林大学教授
戸崎肇 桜美林大学教授
平井一彦 国土交通省航空局安全部長
宮本秀晴 成田国際空港株式会社取締役経営企画部門長
直木敬陽 全日本空輸株式会社取締役常務執行役員
小枝直仁 日本航空株式会社執行役員人財本部長
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