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理科4専攻合同ゼミ発表会を行いました①

2023/09/01(金)

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2022年12月21日(水)、理科4専攻(物理学、化学、生物学、地球科学)合同のゼミ発表会が行われました。4専攻のうち、今年度ゼミ生が在籍した宮脇ゼミ(物理学専攻)、森ゼミ(同)、片谷ゼミ(化学専攻?環境学専攻)、木場ゼミ(生物学専攻)の学生によって、宮脇ゼミ、森ゼミ、木場ゼミからはそれぞれグループ発表が合計3件、片谷ゼミからは個人発表が9件行われました。理科のゼミといっても、研究内容は多彩で、文系の分野にまたがったテーマもあり、まさにリベラルアーツ学群らしい発表会でした。研究方法もさまざまで、文献調査を中心とした発表から、実験、観測、フィールド調査によって得られたデータが満載されたような発表もあり、各教員による多様性を重視した指導ぶりを伺うことができました。

発表後の質疑応答も活発に行われ、特に学生からの質問が目立ちました。このゼミ発表会は、発表者が発表を通じて学ぶことだけでなく、他の学生の発表を聴くことから学ぶ効果を目的としており、その効果は十分にみられたといえます。

最後に参加した各教員からの講評があり、発表技術が年々向上していること、卒業研究に向けてさらに研究が進捗することを期待すること、質疑が活発であったことが大変喜ばしかったことなどが述べられました。

今回、特に2つのゼミ活動に焦点をあて、前後半に分けてゼミ発表会の模様をお伝えいたします。前半では、天文学の宮脇ゼミの活動を紹介します。

理化学館屋上にある天体観測所

宮脇ゼミでは5人の学生が望遠鏡を用いた星の観測に挑戦しました。宮脇先生によれば活動の内容としては、専攻演習I(春学期)では,商業誌「Astronomy」で一般の人が理解できるように書かれた内容で英語になじみ,その後,変光星について書かれたやや専門的な内容を輪講します。さらに秋学期の専攻演習IIで変光星を観測するために必要なソフトウエアの使い方に慣れていきます。

専攻演習II(秋学期)では,自分たちで観測する変光星を選定し,実際に観測して,データ解析を行いました。これらの経験を通し、学生たちは文献検索、データを取得及び解析、プレゼンテーションという研究の流れを学修します。

この変光星の観測とデータ解析の結果が今回の理科合同ゼミ発表会で発表されました。

発表を行った内、3人の学生からは、「普段何気なく見ていた星について、観測と観測データの処理という過程を通じて、理解を深めることができた貴重な機会となりました。」「一つのトピックについて数か月にわたり考え、学ぶことは非常に価値があった。一人一人の参加意識が高いほどより有意義なものとなるだろうと感じた。」「変光星や天文学におけるデータ処理について学ぶことができました。自分はゼミ形式の授業に慣れていなかったので心配もありましたが、ゼミ発表会に向けての観測やデータ処理、スライド作成などで先生や同級生に助けていただいたので、良い経験ができました。」という意見が寄せられました。

観測においては、昨年度購入した冷却CCDカメラが故障し,古い冷却CCDカメラを急遽使用したため,メンテナンスが十分ではなくフィルターにゴミが付着しているなどデータ取得に苦労したようですが、それを乗り越えて興味深い発表を協力して行いました。

後半の記事では生物学の木場ゼミの発表の様子をお伝えします。

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