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本学初!リベラルアーツ学群の学生2名が「宗教文化士」認定試験に合格

2025/01/09(木)

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井上さん

リベラルアーツ学群の長谷川(間瀬)恵美ゼミに所属する井上さん(3年)、志賀碧羽さん(3年)が、宗教文化士の認定試験に合格し、本学初となる宗教文化士の資格を取得しました。

宗教文化士とは、日本や世界の宗教の歴史と現状について、専門の教員から学んで視野を広げ、宗教への理解を深めた人に対して与えられる資格です。宗教に関する基礎的な知識を身に付けるだけでなく、実社会の中で活かせる知識を養っていることが求められます。2人は「宗教学入門」の授業をきっかけに宗教学に関心を持ち、さまざまな宗教科目を履修。長谷川(間瀬)ゼミに入り宗教と文化を学んでいます。認定試験はe-learning履修コースで挑戦したため、まずは認定試験への受験資格を得るところからはじまりました。

志賀碧羽さん

井上さんは数学の教員免許の取得を目指し教職課程も履修しています。教育現場で働くにあたり、多文化共生や文理融合を実現するためには、まずは幅広い宗教を理解すること、また自分が数学(理系)と宗教学(文系)の両輪に挑戦しようと考えたと言います。
志賀さんは中学生の頃、曾祖母が危篤状態となったときに本人は「死にたい」と望むのに対し、周りの親族が延命治療を求めたことに衝撃を受け、ショックを受けたのと同時に不思議に思うようになったと言います。そこから尊厳死、安楽死、無理な延命治療について調べるようになり、仏教的な側面から説かれた「尊厳」という言葉がある一方で、「尊厳」という言葉自体は西欧で生まれ、様々な宗教性をもつ言葉であることを知り、この出来事が広く宗教について調べる道へと進む契機となりました。

認定試験では、さまざまな宗教の基礎知識が問われるだけでなく歴史的背景や、宗教について書かれている文学や映像などの作品知識、また「○○教の友達を日本に呼ぶときに気を付ける点」などのマナーに関する問いなど幅広く出題されます。井上さんは「合格できてうれしい。卒業論文では宗教学のテーマを統計学を使ってまとめているので、まずは身に付けた知識を深め、文理融合に挑戦したい」と話しました。志賀さんは「宗教文化士の合格者は交流する機会を得ることができる。そのコミュニティに参加してさまざまな価値観に触れることも、今回資格を取得した目的だった。これからは自分の目で見て耳で聞いて、さらに学びを深めていきたい」と熱い思いを話しました。
また2人はこの資格に対して「知識を身に付けられるだけでなく、とにかく実践型。観光で訪れた地でも、今まで気がつかなかったような点に目が留まるようになり楽しみが増える。宗教は国にとっては生活全てが関わること。相手の宗教を理解することや、さまざまな価値観を持つ人と関わる上でのマナーが身に付けられるためぜひ挑戦してみてほしい」と魅力を話しました。

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