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- 2025年度
- 第21回ACジャパン広告学生賞 ビジュアル?アーツ専修の学生2人が「優秀賞」を受賞
第21回ACジャパン広告学生賞 ビジュアル?アーツ専修の学生2人が「優秀賞」を受賞

3月25日(火)、公益財団法人ACジャパンが主催する「第20回ACジャパン広告学生賞」の入賞作品が発表され、芸術文化学群ビジュアル?アーツ専修の渡邉莉杏さん(3年)と江端悠莉さん(3年)が優秀賞を受賞しました。
今回の新聞広告部門への応募総数は過去最多となる734作品。
ACジャパン広告学生賞は、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的に2005年に設立されました。学生ならではの自由な視点や発想を選考のポイントとし、各部門のグランプリ?準グランプリ作品は、2025年7月1日から1年間、後援社であるBS民放11局と全国5紙にそれぞれ放送?掲載される予定となっています。

今回の作品は、学生がそれぞれ感じる身近な社会問題をテーマにあげ、どのように啓発したら社会がより良くなるような行動変容を促すことができるかを追求しました。
渡邉さんの作品は、2050年には海洋プラスチックごみと海洋生物の割合が並ぶと言われているほど、海に流れ着くごみの量が年々増加していることを訴えるもの。「2050年には50:50に」というキャッチコピーに、ごみのイラストと海洋生物のイラストが同じ数になるように並べました。「見ていて飽きないようにイラストのサイズ感や種類、配置にこだわった。今回の作品は白黒の印刷になるので、形状などをしっかり調べてきちんと何のイラストか伝わるように意識した。このポスターを見た人には海の生物のためにも、私たち人間のためにも、ポイ捨てをやめてほしいし、落ちているごみを拾ってほしいという思いを込めた」と話しました。

江端さんの作品は、一人暮らしをする江端さん自身が食事中に必ずスマホを触っていることで、「朝ごはんは何を食べたっけ」と覚えていないことが多いことに気が付き、直したいと思って作った作品。友達と食事をとる際にもそれぞれがスマホの画面を見ていることが多く、キャッチコピーの「こっち見てよ…」はみんなで会話を楽しみたい思いと、食事に向き合ってほしいという思いから、人のセリフにも食べ物のセリフにも見て取れるような構成にしました。「1枚の写真で思いを伝えるために、スマホの画面だけが瞳に映るように工夫した。このポスターを見て、自分はごはんを食べるときにどうだったか思い返すきっかけにしてほしい」と話しました。
また今回は「テレビCM部門」にも挑戦し、ビジュアル?アーツ専修の平林澪乃さん(4年)が在日外国人をテーマとした作品「長く住める家」で奨励賞を受賞しました。テレビCM部門も過去最多となる330作品の応募があり、その中での受賞となりました。
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