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【桜美林大学出版会】「桜美林大学叢書」2024年度5冊刊行
桜美林大学叢書 2024年度刊行書籍紹介
桜美林大学は、高度な知性と見識をもつ教育?研究者の発信源、そして現代教養の宝庫として、『桜美林大学叢書』を創刊しました。本学の教授陣が執筆した2024年度刊行の全5冊をご紹介します。
『国際学の先端研究』

加藤朗?大中真 編著
多発する国家間戦争に学問は無力か?時代の転換を捉える7つの論説!国際政治学は科学から歴史へ、理論から思想へーー学問の本格的な見直しを試みる画期的な書!ウクライナーロシア戦争やガザ紛争など、残念ながら今の国際政治学は目前の激動に追いついていない。とりわけ戦後世界の国際政治学を主導してきたアメリカの国際政治学は限界を露呈し、一方で、英国学派の存在はますます重みを増してきている。本書は英国学派の国際関係論を再評価することで、日本という「準」周辺国の国際政治学を発展させようとの野心的な試みの書である。国際関係論の気鋭の専門家による渾身の書き下ろし7つの論考!
価格:2,200円+税
ISBN:978-4-8460-2426-0
『現代社会の深層構造と人権』

中島?弘 著
我が国の歴史的事件である「ハンセン病」の熊本地裁判決と福島の「第一原発事故」。一見、無関係なこの2つを社会哲学の立場から考察すると何が見えるか。人権と正義から見た2つの問題の核心を問う意欲的な論文の書籍化。桜美林大学出版会が問う社会的関心作。桜美林大学叢書の第21弾!
価格:3,000円+税
ISBN:978-4-8460-2474-1
『人新世のヒューマニズム』

片山博文 著
人工知能が人間の知性を超えようとする今、人間は他の生命に対して優越性があるといえるのか。「人新世(じんしんせい)」と呼ばれる現代にあって、本書は21世紀の「人間とは何か」との問い直しと新たなヒューマニズムの構築を、ビッグヒストリーの視点から行う試みである。
価格:2,500円+税
ISBN:978-4-8460-2476-5
『大学教育に未来はあるか』

武村秀雄 著
本書は著者がこれまで研究テーマにしてきた、高等教育機関の中心に位置する「大学教育?研究」に関する考察?提案などを整理し、書籍化したものである。まずは米国や英国の大学の歴史的な発展と取り組みを考察し、次に国内の文科省や内閣府の最新資料から21世紀中葉以降に向けた大学再生への探求と処方箋を読む。次代の高等教育機関の構築は、組織の改編や意識改革の実施によって成熟期を迎えられるが、時期を失すれば衰退期に陥る。本書では、大学の教育?研究が円熟期に入り、魅力を増すために必要な具体的な方策を提案するものである。「大学教育とは何か」への答えとして、著者は「出口主義文化」の構築を今なすべき最重要課題と喝破する。
価格:3,800円+税
ISBN:978-4-8460-2475-8
『アメリカの日本研究』

中生勝美 著
本書は既存の専門書に留まらず、アメリカの公文書や大学の私文書、フィールドノート、手紙を含めたアーカイブ調査と、オーラル?ヒストリーを一冊にまとめた研究書である。オーラル?ヒストリーは2003年8月、ミシガン州を訪れた筆者が、アメリカ日系人の人類学者イシノ?イワオ(石野巌1921-2012)に占領下時代の日本研究の実態を直接聞いた内容を根幹としている。その証言と資料から、戦後アメリカの人類学がいかに日本研究を通じて変容していったのか、そしていかに日本へ影響を与えていったのかが語られる。本書こそ、資料調査?分析?インタビューにより明らかになった「アメリカによる戦前?戦後の日本研究」であり、アメリカの人類学者による日本研究を網羅した画期的論考といえる。日本人の心理と行動を描いたルース?ベネディクトの『菊と刀』がどのような事情で生まれ、それがどう展開したのかを解き明かした最初の書ともいえる。
価格:2,500円+税
ISBN:978-4-8460-2441-3
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