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- 2025年度
- 途絶えていた環境報告書を学生が再始動 「桜美林大学 環境報告書」7年ぶりに発行
途絶えていた環境報告書を学生が再始動 「桜美林大学 環境報告書」7年ぶりに発行
1月16日(金)、リベラルアーツ学群の藤倉まなみゼミの学生らが畑山浩昭学長に、学生主体で企画?編集した「環境報告書 2025年度版」を手渡し、活動を報告しました。本報告書は、大学の環境保全に関する取り組みや持続可能な社会に向けた実践を、学生の視点で整理し発信することを目的として制作されたものです。
本学の環境報告書はこれまで桜美林大学環境研究所が中心となって発行してきましたが、学園組織の改組により同研究所が廃止され、さらに365在线体育投注-【官网直营】@感染症の影響を受けて制作が中断していました。最後の発行は2018年度版であり、その後約7年間、報告書は途絶えたままとなっていました。この状況を課題として捉えたのが、リベラルアーツ学群?藤倉ゼミ(環境学)の学生たちです。「大学の環境への取り組みを可視化し、社会と共有する意義を改めて問い直したい」という思いから、学生自身が中心となり、7年ぶりとなる環境報告書の制作に挑戦しました。もともとは町田キャンパスのみが対象でしたが、発行が途絶えたこの数年の間に新宿キャンパス、東京ひなたやまキャンパスが新設され、プラネット淵野辺キャンパスがリノベーション、多摩キャンパスの新校舎が開設されるなど、学群の分散化が進みました。これを踏まえて本報告書から桜美林大学全体を対象として取りまとめました。
日常生活の中で生じる身近な環境問題は、気候変動などの世界的課題とも密接につながっています。大学には知の拠点として、課題解決に向けた実践と発信が求められています。本報告書は、こうした社会背景を踏まえながら、学生が主体的に環境問題を「自分ごと」として捉え直し、行動へとつなげる学びの成果でもあります。
報告書では、町田?新宿?多摩?東京ひなたやま?プラネット淵野辺の各キャンパスにおける環境負荷の状況や、エネルギー利用の見直し、資源循環に向けた取り組みなどが紹介されているほか、授業や課外活動を通じて学生が参加している環境関連プログラムや地域連携の実践も取り上げられています。ECO-TOPプログラムやサービスラーニング、地域の川の清掃活動である「境川クリーンアップ作戦」、小学生向け公開イベント「こどもサイエンス教室」の実施など、学びと社会貢献が結びついた活動が、学生ならではの視点で丁寧にまとめられています。
また、数値やデータだけでは伝わりにくい環境問題の本質を、日常生活や地域社会とのつながりの中で捉え直そうとする姿勢も、本報告書の大きな特徴です。数値の大小をイラストの大きさで比較しやすくするなど、環境問題に関心が無い人でも手に取りやすいように工夫しました。編集に携わった学生たちは、大学の取り組みが社会課題とどのように関係しているのかを意識しながら構成を工夫し、読み手にとって分かりやすい表現を追求しました。その制作プロセスそのものが、環境問題への理解を深め、主体的な学びを育む機会となりました。
畑山学長は、完成した冊子を手に取り「大学が報告する内容を学生たちがまとめてくれたことに、大変感銘を受けた。これまでの報告書からさらにグレードアップされており、他キャンパスや他学群の取り組みについても触れるなど配慮が行き届いており大変素晴らしい」と笑顔で称えました。
本学では今後も、学生の主体性を生かした教育?発信を通じて、大学と地域、そして社会がともに持続可能な未来を描くための取り組みを進めていきます。7年ぶりに復活した本環境報告書が、環境問題を考えるきっかけとして広く共有されることを期待しています。
学生コメント
徳永莉子さん
この活動をしなければ大学のことをほとんど知らずに卒業していたと思います。報告書は堅苦しいイメージがあると思うので、「読みたくなる報告書」をテーマに、キャンパス内に咲いている日本固有種の花を紹介するなど、デザインを工夫しました。他学群も巻き込んだ活動にするために、イラストや表紙は芸術文化学群の学生に依頼。環境問題は身近な問題でありますが、自身の生活と結びつける機会はあまりないので、本報告書が興味を持つきっかけになったら嬉しいです。
田島和人さん
今回の活動を通して、学園の施設管理部をはじめ様々な部署にもお世話になり、ビジネスマナーや編集技術など、社会人になる前に貴重な経験ができました。2018年から発行が止まってしまっていたこともあり、残っていないデータがあったりと使用するデータの取捨選択に苦労しました。大学の公式の報告書を作成することに携われて達成感を感じました。「学生が作ったんだ」というところから在学生や地域の方にも見てもらいたいです。少し学ぶと「自分にできることはあるか」など、もっと身近な問題として考えられるようになると思うので、そのきっかけにしてもらえたらと思います。
田中颯太朗さん
ゼロからイチを生み出す経験ををさせていただき、7年ぶりに形にできたことがとても自信になりました。新宿キャンパスや東京ひなたやまキャンパスにも自分たちで足を運び、取材をし、今までの報告書をベースにコロナ禍を経て変化したことや、キャンパスが分散化されたことを踏まえて、環境問題に興味のない人にも見てもらえるように工夫しました。私も偶然履修した授業をきっかけに環境問題に興味を持ち、この活動を始めたので、この報告書から新たな気づきや疑問を得て、さらなる学びへと繋げてもらえたら幸いです。
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