陸上競技部(駅伝チーム)
01:桜美林のポジション
関東学生陸上競技連盟に所属し、各月に行われる記録会や選手権大会に出場し、自己ベストの更新を目指しています。
9年前、学生部長より「駅伝をやりましょう」と提案を頂き、桜美林大学陸上競技部駅伝チームが生まれました。
駅伝チームの最大目標は、箱根駅伝を通じて桜美林大学在学生、卒業生を一つにすることです。
昨年秋の箱根駅伝予選会は29位という結果で終えています。
02:ルール
箱根駅伝への出場資格は、関東学生陸上競技連盟加盟大学の中から、前回大会でシード権を獲得した10校、予選会を通過した10校、そして関東学生連合の合計21チームに与えられます。
?箱根駅伝
正式名称は、東京箱根間往復大学駅伝競走であり大学三大駅伝の一つ。
前年度上位10校のシード権をもつ大学と、10月に立川駐屯地にて行われる予選会(競技形式は本戦のようなタスキをつなぐリレー形式ではなく、各校10人~12人が一斉に20kmを走り、その合計タイムを競うもの)に於いて、総合10位以内に入った大学+予選会にて出場校除く上位10名の選手で構成される学生連合チームの21チームで丸の内から芦ノ湖の往復タイムを競う大会です。
東京?丸の内の読売新聞本社社前から箱根?芦ノ湖間を往路5区間の107?kmと、復路5区間109?6kmの計10区間217?1kmで競います。学生長距離走として最も長い距離を争う駅伝競走です。
よく耳する「花の2区」とは、1区で築いたリードを広げるため各学ともエース級の選手を投入してくることからそう呼ばれるようになりました。
箱根駅伝は正月の風物詩ともなっており、陸上に対して関心が薄い方でも一度は聞いたことがあるのではないかと考えられるほど認知度は高いもの。その歴史は長く、今年で98年目を迎えます。
?出雲駅伝
正式名称は出雲全日本大学選抜駅伝競走であり、大学三大駅伝の一つ。
場所は島根県出雲市で開催され、出雲大社前鳥居がスタート場所となっています。
大学駅伝では珍しいスピード駅伝であり、最長でも一区の10.8kmとかなり短い駅伝となっているため長い距離が苦手な選手でも記録を狙える大会とされています
見どころは何といっても距離が短いので、本来駅伝ではなかなかみることのできないスピードレースを間近で感じることができるところです。
?全日本大学駅伝
正式名称は秩父宮賜杯全日本大学駅伝対抗選手権大会であり、学生三大駅伝の一つ。
場所は名古屋市にある熱田神宮から三重県伊勢市にある伊勢神宮までの全8区間で開催されます。
全日本の一番の見どころはアンカー区間です。
駅伝とは基本、一区が見どころであることが多いです。これは一区が最長区間だったり、集団で固まって走ることが理由です。しかし、全日本はアンカーが最長区間であり、途中まで勝っていても、後半に逆転劇をみられるという、他の駅伝にはない見どころがあります。
?予選会のこと
順位の変動が激しく、集団の迫力や各大学の戦略、各大学のスタッフと選手の連携が試されます。また、20km手前から昭和記念公園内に入り加速するラストスパートも魅力的です。
?関東インカレ
各記録会において、陸連が定めている標準タイムを突破することで出場可能となる、学校対抗戦。
本校駅伝チームはこの、関東インカレを出場目標に活動をしている選手も多く、なかでも、5000m、10000mはトラック種目特有のスピード感を直に感じることができ、とても迫力があります。
?全日本インカレ
関東インカレ同様、標準タイムを切ることで出場可能となる大会。
しかし、関東インカレとは違い、日本全国の学生対校なので関東インカレとはまた違った臨場感を味わえます。
また、標準タイムも関東インカレより厳しく、関東インカレには出場できても、全日本インカレには出場できない、という選手も目立つほどレベルの高い大会です。
03:観戦方法
関カレ?予選会?箱根駅伝
チケットの購入方法:沿道なので特になし
主な会場へのアクセス:基本電車移動を推奨(交通制限があるので車は控えた方がよい)
その他(配信など):NHKや日テレなどで中継あり
04:チームの見どころ&アピールポイント
速くなるための工夫は部員全員で考え、実践しています。筋肉トレーニング、イメージトレーニング、さらに骨盤の仙腸関節の動きに着目した新しい身体操作「クアトロトレーニング」も導入。その成果はだんだんと現れはじめ、最近では部員の9割が自己ベストを更新するまでになりました。
今年は「最高」と「最低」という二つの目標を掲げました。最高はもちろん箱根出場。そして最低は、予選会歴代最高順位の21位の更新です。
苦しいことが9割かもしれませんが、それを乗り越えて得た“1割の達成感”は決して他で味わえないものです。