弓道部
01:桜美林のポジション
大学弓道は、全国9地区(北海道、東北、北信越、関東、東京都、東海、関西、中四国、九州)の学連で構成されており、各地区にレベルごとのカテゴリーである「部」に分けられます。
本学が所属する東京都学生弓道連盟は、男子?女子ともに1部リーグに所属しています。
1部リーグで優勝すると、学生日本一を決める全国大会「王座決定戦」に出場することができます。また、個人ではリーグ戦の的中率で上位6位までの選手が東西対抗戦に出場することができます。2021年女子部は、1部リーグ戦団体戦で1位を獲得。さらには大学弓道界最高の舞台である王座決定戦団体戦に5年ぶりの出場を果たしました。
02:ルール
古(いにしえ)より伝わる武道である弓道。現在の競技形式は、28メートル先にある直径36センチの的を狙い、その当たる本数を競います。団体戦であれば、そのメンバーの総的中数で競います。“西洋弓道”アーチェリーとは違い、弓には反動吸収をする機能はなく、自身の体と感覚が頼りとなります。
弓道は単なるターゲットスポーツではありません。弓を射る際には、立ち位置を定める「足踏み」から矢を射た後の姿勢「残心」までの8つの基本動作「射法八節」の遵守が求められます。
基本引く本数は、4本。1回の本数を全て的中することを皆中と呼びます。
団体戦は、女子は主に三人?四人チームで、男子は四人?五人?六人チームがあります。(例:四人チームで1人4本ならば団体1回につき16本、うち何本中たるかを競います)
トーナメント方式やリーグ戦(総当たり)方式があります。
的に向かって体は左が前の半身で並び、顔を正面に向けた時の前方にいる人から順に1本ずつ引きます。
一番後ろの人まで引き終わったら、一番前の人が引きます。(本数分繰り返します)
個人戦には射詰め競射(外したら負け)や遠近競射(的に近い方が勝ち)という方式もあります。
03:観戦方法
チケットの購入方法:なし
主な会場へのアクセス:電車、車、新幹線
その他(配信など):東京都学生弓道連盟、全日本学生弓道連盟のYoutube公式チャンネルで配信されています。
04:チームの見どころ&アピールポイント
各自が自分の弓の“質”を追求する姿勢。大学弓道界屈指の規模を誇る弓道場「紫雲館」で日々黙々と稽古をする中で、自分で課題を見つけ、その克服に自らで取り組んでいます。そして、どうしても行き詰まったときのみ監督やコーチに教えを乞います。そんな武道らしい「自得」を重んじた稽古で、大舞台をも恐れない不動の心を養っています。
全体目標では「王座優勝」を掲げ、その目標に向かい個々人が一つ一つの大会に向けて日々の練習に力を入れています。