父と兄の影響で、小学生からサッカーを始めました。中学?高校では、地元のクラブチームに所属し、サッカー一筋の生活を過ごしていました。遠征ではロシアやフィンランドに行く機会もあり、様々な文化や価値観に触れる経験を積むことができました。

「やり切った」という感覚を得られたので、当初大学では、サッカー部に所属するつもりはありませんでした。ただ、いざサッカーから離れると、毎日が退屈に感じてしまったんです。「やっぱりサッカーをやりたいな」という気持ちが徐々に芽生えてきて、6月に体験入部に参加しました。改めてサッカーの楽しさに気付き、入部を決めたんです。

現在の桜美林大学サッカー部には、50人が所属しています。今年は実力のある1年生が多く入部し、選手層が厚くなりました。

私たちは今、「チャレンジリーグ優勝」「2部リーグ復帰」を目標に掲げ、日々練習をしています。チームが普段通りの力を発揮できれば、もっと高いレベルで試合ができるはず。2部リーグでの実戦を想定し、練習の質を落とさないように攻撃のバリエーションを高める努力をしています。勝敗を分けるのは、最後まで相手の守備を崩せるかどうかです。前期の反省を踏まえ、チーム一丸となって取り組んでいます。

練習では指導者が来れないこともあるので、部員同士で意図を確認しながら練習に取り組む必要があります。フィジカルトレーニングなど一見地味な練習にも緊張感を保ち、しっかりと基礎を身につけていかなければなりません。私は主将を務めていますが、ズバズバと課題を指摘するよりも、部員が意見を言いやすい環境づくりを意識しています。4月にたくさんの新入生が入部し、コミュニケーション面も不安がありましたが、他の学年のみんなに助けてもらいました。部員同士が積極的にコミュニケーションをとってくれているので、ありがたいですね。

短期間ですが、私はサッカーから少し離れていたからこそ、サッカーの楽しさに改めて気付くことができました。だからこそ大学でも、社会人になってもサッカーを楽しみながら続けていきたいし、みんなもそうであってほしいと願っています。

私たちのチームはオフェンス力が魅力です。多彩な攻撃のスタイルを観ていただき、楽しんでプレーする姿が届いたら良いなと思います。目標に向かって全力で取り組むサッカー部に、ぜひ注目してください。