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健康福祉学群(2022年度入学者まで) 健康科学専修

カウンセリング?マインドを持った教師や指導者を育成

学習のポイント

  1. 運動やスポーツを「からだ」と「こころ」の両面から理論的に理解する
  2. 軟式野球やサッカーなど24種類のスポーツの実技科目を用意
  3. 中学?高校の保健体育科教諭や健康運動実践指導者などの資格取得に対応

スポーツや福祉の現場を「スポーツ科学」「健康科学」という視点から学びます。幼児から高齢者まで幅広い年齢層の「からだの健康」を探究するため、運動やスポーツをはじめとする身体活動との関係を「からだ」と「こころ」から理論的に理解。
同時に学校や競技スポーツ、地域スポーツ、スポーツビジネスの現場、児童厚生施設や介護施設などの福祉や教育の現場で応用できる科学的知見や実技を習得。運動学?栄養学?生理学など学術性の高い科目も用意。また社会福祉?精神保健福祉?保育などの関連分野と連携し、心のケアもできるカウンセリング?マインドを持った保健体育科教員、健康?スポーツ指導者を育成します。体力測定評価のできる健康科学実験室、トレーニングセンターなどの施設も充実しています。

科目紹介

スポーツ心理学

「こころと身体のつながり」から「競技力向上?実力発揮のためのメンタルトレーニング、カウンセリング」などスポーツ場面で必要なスキル、本番に強くなる力の習得などを目指します。

スポーツ栄養学

栄養学の基礎知識を基に、特に運動時におけるエネルギー利用の仕組みやエネルギー及び栄養素の必要量を理解し、能力の発揮と食事?栄養の関係性、食事の摂り方などについて学びます。

発育発達学

乳幼児期から成人に至るまでの発育発達の個人差や、走?投?跳といった基本的動作の発達について学びます。さらに、加齢に伴う人体の老化についても、あわせて理解を深めます。

主な科目

運動学/健康とスポーツ/生理学/栄養学/解剖学/発育発達学/スポーツ医学概論/救急処置法/コンディショニング/スポーツコーチ学/スポーツ栄養学/スポーツ心理学/体力測定評価演習/健康行動科学/健康支援学/ストレスマネジメント/ヘルスカウンセリング/スポーツ経営学/スポーツ組織論/スポーツ医学(内科)/スポーツ医学(運動器)/健康スポーツ指導論/スポーツ?体育と法 など

キャリアサポートプログラム

プロボクサー 足名 優太 選手

健康科学専修では、将来の進路や各自のキャリア形成を考えるセミナーやシンポジウムを実施するほか、各界で活躍する本学卒業の第一人者を招き「プロフェッショナルの仕事」について聴講する特別講義なども開催しています。

2020~2022年は、プロボクサーとして活躍している足名優太(2016年健康科学専修卒業)を招き、足名選手が“どのような大学生活を送っていたか?”、“ボクシングとの出会い”、“トップアスリートとしての競技への向き合い方”などのテーマで講演していただきました。聴講した学生たちにとって非常に有意義な特別講演となりました。

進路

スポーツ関連をはじめ公務員や教員など幅広い進路を視野に



中学校?高等学校教諭(北海道、東京都、神奈川県、静岡県、川崎市ほか)/公務員:警察官(警視庁、神奈川、青森ほか)、消防官(東京都、横浜市ほか)、役所(箱根町、潮来市ほか)/フィットネス(メガロス、ルネサンスほか)/日本郵便株式会社(日本郵政グループ)/東日本電信電話株式会社(NTT東日本)/東京地下鉄株式会社(東京メトロ)/金融(みずほフィナンシャルグループ、第一生命保険株式会社、損害保険ジャパンほか)/銀行(三井住友銀行、群馬銀行ほか)/信用金庫(さわやか、青梅、山梨ほか)/観光(近畿日本ツーリスト、京王観光ほか)/サービス(ゴールドウイン、読売巨人軍ほか)/流通(アルペン、ゼビオ、メガスポーツ、ドームヒューマンキャンパスほか)/自動車(トヨタ、ホンダ、ヤナセほか)/医療?福祉(横浜旭中央総合病院、相模原市社会福祉事業団ほか)

取得できる免許?資格

取得できる資格?教員免許状
健康科学専修
中学校?高等学校教諭一種免許状(保健体育)
博物館学芸員(国家資格)
JPSU認定スポーツトレーナー(一般社団法人全国体育スポーツ系大学協議会)
健康運動実践指導者(公益財団法人健康?体力づくり事業団認定)

初級障がい者スポーツ指導員(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会)
公益財団法人日本体育協会公認スポーツ指導者(スポーツリーダー)
認定心理士(公益社団法人日本心理学会認定)
健康心理士(公益社団法人日本健康心理学会認定)
社会福祉主事任用資格
学校図書館司書教諭*
児童指導員任用資格

●:卒業時に取得または卒業後に申請して取得できる資格
★:大学における指定科目の履修により認定試験の受験資格取得
*:教職課程の履修登録者のみ。資格取得には教員免許状の取得が条件となります。

施設紹介

健康科学実験室

スポーツや福祉の現場で活躍するためには、人間の身体機能を理解しておく必要があります。
健康科学実験室では、体力測定評価実習や足の健康科学などの授業、卒業論文を作成するための実験が行われます。
形態測定、トレッドミルや自転車エルゴメータと呼気ガス分析装置を用いた有酸素能力測定、筋力、柔軟性、敏捷性といった体力の測定、動作分析などができます。

トレーニングセンター

体育教員やトレーナー、インストラクター、コーチ、トップアスリートとして活躍するためには、人間の身体機能を向上させる方法を理解し、それを実践することが必要です。
トレーニングセンターでは、ウィークリースポーツ?トレーニングの授業が行われ、トレーニング方法を理解するとともに、自らの身体を鍛えます。
また、クラブ活動や個人の健康維持増進のため、授業の合間や放課後に盛んに利用されています。

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