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文部科学省「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」採択

2022/03/14(月)

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国内企業の大多数を占める中小規模第三次産業のDX化を 高度に推進する専門人材の養成を目指して

2022年3月11日、文部科学省?大学改革推進等補助金(デジタル活用教育高度化事業)の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」において、本学が申請した取組「来客?店舗データ等を高度に活用する中小規模第三次産業のDX化推進人材養成プログラム」が採択されました。この事業は、デジタル社会への環境変化に対応した資質?能力を涵養するため、DX教育設備を活用した教育カリキュラム開発や実験?実習の高度化など、「デジタル×専門分野」の教育を進め、我が国の産業等のデジタル化?高付加価値化をけん引する高度専門人材育成を加速することを目的としています。

近年のAIの進化は目覚ましいものがあり、将来的には日本の労働人口の49%がAIやロボット等で代替可能になるとの予測も発表されています。しかし、AIはビッグデータの処理、単純な反復作業、データの分析作業には優れているものの、その結果をどう活用するかの判断はできません。また、AIに処理させるデータの事前処理、推論アルゴリズムのチェックといった作業は依然として人間が担うべき分野であり、AIの導きだした結果を、必要に応じ第三者に的確に伝え、判断し、決定することは、将来においても人間にしかなしえないと考えられます。このような視点から、本学ビジネスマネジメント学群(以下「BM学群」)では、2019年度から、本学新宿キャンパス近隣の新大久保商店街と連携し、来街者アンケートの結果分析や、商店街に設置した定点カメラから取得した人流データと、天気予報等のデータを組み合わせた来訪者数予測とその分析結果の活用法等についての教育を行ってきました。
今回採択となった取組では、DX教育の普遍化と高度化のための基盤構築、そして社会人教育プログラム?中小企業支援プログラムの開発を推進します。第三次産業においてより付加価値の高いサービスの提供を目的とし、来客?店舗データを中心としたデータ分析と、その結果をわかりやすく伝え、事業者に利活用を促すことで、特にユーザ視点を重視しながら中小の第三次産業のDX化をけん引できる高度専門人材の養成に取り組みます。

【取組実施責任者 山口有次ビジネスマネジメント学群長コメント】
BM学群では、データ利活用を重視し、大学独自のスマホアプリ(OBICON)と連携した機械学習(AI)により学生の成績を予測し学生にフィードバックする取組を行っています。データサイエンスに関する科目連携も進めています。そして、新宿キャンパスの地元である新大久保商店街の活性化プロジェクトの一環として、今回の主要な取組に含まれる、定点カメラによる来街者データと店舗データの複合的分析による来店客数予測を、ビジネス演習の中で行ってきました。今回の事業採択を受け、これらのシステムを拡充しながら、このデータ分析を用いた新たな「ビジネス演習(DX)」を立ち上げるとともに、中小規模の店舗経営におけるDX化推進人材養成プログラムを構築します。この事業を通じて、BM学群、そして、桜美林大学全体のデータサイエンス教育がさらに大きく発展します。ご期待ください。

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