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心理学研究科 新川瑶子さん 日本ストレスマネジメント学会奨励研究賞を受賞

2021/03/02(火)

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新川瑶子さん

教育?臨床?福祉?産業?健康増進分野等の諸分野におけるストレスマネジメントの正しい普及、教育および研究を促進することを目的とした学術団体である日本ストレスマネジメント学会。

毎年、同学会が実施する学術大会にて最も優れた研究発表に対し学会賞が授与されており、今回はコロナ禍のため学術大会が中止となったため、同学会が発行する学術誌「ストレスマネジメント研究」に2019年後期から2020年前期にかけて掲載された論文を対象として審査が行われ、本学大学院心理学研究科修士課程2年生である新川瑶子さんが筆頭著者の論文が、奨励研究賞(冨永良喜賞)を受賞しました。

今回、奨励研究賞(冨永良喜賞)を受賞した論文のテーマは「不登校当事者の主観的観点から見た回復過程における記述的検討ーソーシャルサポートと家族機能に焦点をあててー 」。新川さんを筆頭著者とし、本学博士課程在籍中の杉山智風さんや、リベラルアーツ学群の小関俊祐准教授も共著者として参加しています。

新川瑶子さんからの受賞コメント

本論文では、不登校経験者を対象にインタビュー調査を行ったデータを分析し、不登校を経験した当事者の観点から不登校の回復プロセスや共通する通過点を明らかにしました。また、修士論文では、この研究を土台としながら研究を発展させ、不登校の心理社会的支援について検討するための基礎研究を行いました。今回の受賞を励みとしながら、不登校の心理社会的な支援について、継続して検討していきたいと考えております。そして、今回の研究が不登校支援の現場の一助となれば幸いです。

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