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- 2023年度
- 【徳之島PJ現地報告:第2回】~サトウキビを通して農業×会計のかかわりを考える~BM学群篠原ゼミが徳之島を訪問
【徳之島PJ現地報告:第2回】~サトウキビを通して農業×会計のかかわりを考える~BM学群篠原ゼミが徳之島を訪問
2023年2月上旬、徳之島町地域活性化プロジェクトの一環として、ビジネスマネジメント学群の篠原ゼミが鹿児島県徳之島町を訪問しました。本プロジェクトについては以下のリンクから詳細をご覧ください。
篠原ゼミは、主に管理会計について研究しているゼミです。本プロジェクトに参加するゼミ生は事前学習として、徳之島の基幹作物であるサトウキビの歴史や栽培?生産、原料糖の製造方法、砂糖や黒糖の活用などを幅広く調べ、農業と会計のかかわりについて学修を進めてきました。
今回の訪問では、南西糖業株式会社様、株式会社奄美大島にしかわ酒造様、株式会社農夢ワールド様 、サトウキビ農家様、徳之島さとうきび培養苗実用化推進機構様などを見学させていただきました。
2021年に世界自然遺産に登録された徳之島ですが、台風の被害もあり、多くの農作物にとっては厳しい環境といえます。だからこそ、そんな環境下でも大きく育つサトウキビが島の基幹作物となり島を支えているのだと感じました。
サトウキビからできた砂糖や黒糖、そしてそれらを使用したお酒やスイーツを食べたり、バガス(サトウキビを圧搾したあとの搾りカス)を堆肥や飼料、バイオマス燃料として使ったり、製糖工程で発電を行ったりと、捨てるところがなく環境にやさしいというサトウキビの特徴を学ぶとともに、SDGsと絡めたこれからの可能性についても考えることができました。
これまでゼミでは、サトウキビ栽培や農業簿記、農業と管理会計に関する学修を行ってきましたが、そうした学びがつながり、農業と会計のかかわりについて理解を深めるとても良い機会となりました。また、徳之島町長の高岡様や徳之島町農林水産課の白松様をはじめ、関わってくださった島民のみなさんがとても温かく歓迎してくださり、徳之島の魅力を存分に味わうことができました。
今回の訪問で得られた知見を今後のゼミ活動に活かし、徳之島の活性化に尽力していきます。お世話になった徳之島の皆さん、ありがとうございました。
記事:ビジネスマネジメント学群4年 富岡 眞子
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