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日常的なカマンベールチーズの摂取習慣が認知機能の高さと関連?本学とmeijiなどの共同研究

2024/10/15(火)

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日常的なカマンベールチーズの摂取習慣が認知機能の高さと関連することを地域在住高齢女性を対象とした疫学研究により確認

桜美林大学(学長:畑山浩昭)、株式会社明治(代表取締役社長:松田克也)および地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(理事長:鳥羽研二)などの研究機関からなる共同研究グループは、地域に在住する日本の高齢女性(※1)を対象とした疫学研究により、チーズ、とりわけカマンベールチーズの摂取習慣が認知機能の高さと関連することを明らかにしました。本研究成果は、2024年8月22日に、栄養学分野で評価の高い国際学術誌 Nutrients に掲載されました。(Suzuki et al. Nutrients, 2024, 16(16), 2800; https://doi.org/10.3390/nu16162800)

※1高齢者施設等ではなく、自宅で生活を送っている65歳以上の日本の高齢女性。


【研究成果の活用】
超高齢社会として先進国である日本において、カマンベールチーズ摂取による認知機能の維持の可能性を研究することで、健康寿命の延伸に寄与していきたいと考えています。

【研究の目的】
乳製品と認知機能の関連性を示す論文は国内外で数多く報告されていますが、その対象者、地域、測定方法には違いがあり一貫した結果は得られていませんでした。本研究では地域に在住する日本の高齢女性を対象に調査を行うことで、チーズの摂取や摂取するチーズの種類と認知機能の関わりを明らかにすることを目的としました。

【研究概要】
東京都板橋区在住の65歳以上の高齢女性1,035名を対象に、対面でのアンケートや機能的能力測定を行い、食品摂取や日頃の生活習慣、身体状態と認知機能の関係を評価する横断研究を実施しました。

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