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- 2024年度
- 第3回「学生のためのワイン講座」ボルドー赤ワインをテーマに開催
第3回「学生のためのワイン講座」ボルドー赤ワインをテーマに開催
11月8日(金)、新宿キャンパスのフードレクチャールームにて、「学生のためのワイン講座」が開催されました。
フードレクチャールームはキッチンが完備されており、実際に学生や講師が調理をしながら授業ができる体験型の教室です。この講座は、2024年度の第4回目の企画であり、「学生のためのワイン講座」としても、昨年も加えて今回で第3回目の開催となります。本イベントは参加者が実際にワインを試飲しながら、ワインの知識を学ぶ体験型のプログラムで、参加希望の35人の20歳以上の学生や教職員を加えて約40人が参加しました。
前回に続いて、長年商社においてワインを担当されている専門家の山本理氏に講師としてお招きしました。今回は、ボルドーの赤ワインに焦点に絞り、レクチャーと試飲を行いました。ボルドーワインは、アサンブラージュ(複数のぶどう品種の混合)をしますが、今回は主にメルローとカベルネ?ソーヴィニヨンの割合の違いついて学びました。両者ともに赤ワインの品種として知られていますが、味はかなり異なっています。メルローは渋みが少なくスッキリした味わい、カベルネ?ソーヴィニヨンは渋くて深みがあります。
今回はテイスティングを重視して、各自2つのグラスに別のワインを注ぎ、少量をじっくり飲み比べました。飲み比べてみると確かに違いはよくわかりました。ただ、年代やシャトー(生産者のこと)の違いまで見分けるのは難しく、味だけでなく色や香りも含めて総合に判断するのだそうです。
講師からは、毎年の気候によってブドウの味が異なってくるが、それをアサンブラージュにより毎年同じ仕上がりにする技術がボルドーにはあり、また、ボルドーでは地域ではなくシャトーよって格付けが変わってくるという説明がありました。また、ワインは保管する際の温度管理が悪いと味が劣化してしまうこと、栓を開けると一刻一刻味が変化して行くこと等、ワインの多様さ、繊細さについてお話がありました。山本さんからは、「ワインは文化ですので、ある程度の品質(値段)のものを選んで欲しい。本物に触れることで、感性が磨かれる。」という貴重なお話もいただきました。
ワインに合うパンやチーズとともに、4種類のボルドーワインのテイスティングを通じて、初対面の人たちも打ち解けて、学生も教職員も隔てなく、仲良く交流を行いました。
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