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- 2024年度
- 合格率5.5%の狭き門「気象予報士試験」に合格 リベラルアーツ学群 松下 裕嘉さん
合格率5.5%の狭き門「気象予報士試験」に合格 リベラルアーツ学群 松下 裕嘉さん
リベラルアーツ学群4年の松下裕嘉さんが、2024年1月に受験した気象予報士試験に合格し、見事気象予報士の資格を取得しました。松下さんは、リベラルアーツ学群にて2020年秋学期から始まった気象予報士試験対策講座の1期生で、学業と気象予報士試験対策を両立させてきました。
気象予報士になるためには、一般財団法人気象業務支援センターが毎年1月と8月に実施している気象予報士試験に合格し、気象庁長官の登録を受けることが必要となります。気象予報士試験では、学科試験(一般知識と専門知識)と実技試験が行われ、これまでの合格率は5.5%と、難易度の高い国家試験となっています。
幼いころに初めてみた雪を見て、「なぜ白いものが降ってくるのだろうか」、また小学生の時に台風の接近を大々的に伝えている365在线体育投注-【官网直营】@を見て、「これだけ大騒ぎをしている台風って何だろう?」と身近な気象現象に興味を持った松下さんは、様々な気象現象について調べているうちに、「明日の天気がわかるようになりたい」という好奇心を持つようになり、気象予報士を目指すようになりました。
松下さんは、リベラルアーツ学群で実施している気象予報士試験対策講座を受講しながら、試験対策の定番となっている参考書と自分自身が読みやすいと感じた参考書をあわせて活用するなどし、難易度の高い気象予報士試験合格に向けて工夫を凝らしながら準備を進めてきました。参考書での学習である程度の知識を習得した後は、気象予報士試験の過去問題に取り組み、解説に載っている参考書などを図書館で借り、間違ったところを中心にしっかりと復習することを特に意識しながらこつこつと理解を深めていったそうです。
また、リベラルアーツ学群の教員で、気象予報士の資格を保有している坪田幸政教授からも、ゼミでの活動の一環として、学科試験の範囲では気象現象の仕組みや問題の解き方を、実技試験の範囲では天気図やデータの見方、作図の仕方などについて具体的なアドバイスをうけ、試験対策を入念に行ってきました。
今後の自身のキャリアについて松下さんは、「気象予報士の資格を活かして、民間の気象業務を行っている企業に進みたいと考えています。また、そういった企業に進むことが出来なくても、試験勉強で培った勉強法や経験を活かして社会で活躍していきたいと思います。難しい試験ではありますが、こつこつ継続して勉強すれば、必ず合格できる試験だと思います」と話しました。
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