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- 2025年度
- 第17回全国公募拓展にてビジュアル?アーツ専修学生3人が入賞
第17回全国公募拓展にてビジュアル?アーツ専修学生3人が入賞

芸術文化学群ビジュアル?アーツ専修の基礎科目(版画)で学生が製作した拓彩表現の作品から、「第16回全国公募拓展」(拓彩の部)に32作品を出品し、3人の学生の作品が見事入賞しました。
本展は、公益社団法人日本図案家協会主催が主催し、同協会は前身である日本染織図案家連盟の結成より創設60余年の歴史を有する、文部科学省認定の日本最大の図案家(デザイナー)集団です。
京都市左京区の”みやこめっせ”内に、事務局を設置し、併設の日図デザイン博物館の運営と共に、伝統的な図案文化の継承及び、未来社会の図案(デザイン)文化に対する尽きることのない要求に対応するため、毎年、新しい作品の発信と人材の育成等に努め、展覧会、公募展、日本文様検定、図案の調査?研究など様々な事業?イベントを行っています。
今回、本学ビジュアル?アーツ専修4年の酒井奈央さんがホルベイン株式会社賞、同2年の金子絢美さんと鱒渕瑠里香さんが日図奨励賞を受賞しました。
入賞者からのコメント
ホルベイン株式会社賞:酒井 奈央さん (4年) 「糸こんにゃくの舞」

この度はホルベイン賞をいただき、誠に光栄です。受賞したと知った時は、まさか自身の作品とは思わず、大変驚きました。
この作品は麻紐をモチーフとしています。長さや巻の加減、配置、色彩にこだわり、ユーモア溢れる作品に仕上げました。糸こんにゃくの舞というタイトルの他にも「クラゲ」や「糸こんにゃくの水族館」等候補はありましたが、ネーミングにも目をとめていただけたのかなと思うので、今回のタイトルにして良かったと思います。受賞式の後、様々な作品に触れ、拓本について教わる機会がありました。その中で感じたことや、経験したことを今後の作品制作に活かしていきたいと思います。
日図奨励賞:金子 絢美さん (2年)「魔法使いの散歩」

この度は日図奨励賞をいただき、とても嬉しく思います。賞をいただいた「魔法使いの散歩」は、魔法使いが月夜の中、山よりも高い空を悠々と飛んでいる所を切り取ったものです。山の濃淡に違いを加えること、月の光が山と魔法使いに当たって反射している様子を描くことで、奥行きを感じるようにしたことがこだわりです。
この作品は私が初めて拓彩に触れた作品でしたが、受賞式を通して、拓本?拓彩の世界に一歩足を踏み入れることができたように感じます。大学在学中に多くの刺激を受け、成長できるよう励みます。本当にありがとうございます。
日図奨励賞:鱒渕 瑠里香さん (2年)「文具の国のアリス」

この度は、日図奨励賞を頂戴することができ、誠に光栄に思います。受賞したと連絡を頂いた時はとても驚きました。今回の賞は、牧野先生にご指導いただいたおかげだと存じます。
今回受賞させて頂いたこの作品は、使用可能な限られた素材をさらに文房具だけに限定して制作しました。そうすることで全体に統一感を持たせられると考えたからです。こだわった点は、アリスがうさぎの穴に落ちるシーンをイメージして、画面下から放射線状になるように刷ったことです。さらに、周囲の文房具をカラフルな色で描写し、アリスそのものを黒のシルエットとして表現することで、ぼんやりとした全体を引き締める効果を狙いました。今回の受賞は私にとって、とても良い経験になりました。今後も今回の経験を活かして様々な作品に触れ、作品制作に真摯に取り組んで参ります。
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