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- 2025年度
- 講演会「日本語で世界をつなぐ—日本語教師という仕事、キャリアを支える資格ー」が開催されました
講演会「日本語で世界をつなぐ—日本語教師という仕事、キャリアを支える資格ー」が開催されました
11月3日(月)、グローバル?コミュニケーション(GC)学群による「資格?キャリアサポートシリーズ」講演会の第3弾として、「日本語で世界をつなぐ—日本語教師という仕事、キャリアを支える資格ー」が開催されました。講演はハイブリッド形式で行われ、学生や教職員が会場およびオンラインで参加しました。GC学群では、今年度より「資格?キャリアサポート講演会」を企画し、これまでに2回の講演を実施してきました。今回の講演は、今年度最後の開催となりました。
講演では日本外国語専門学校の谷口美穂先生を講師にお招きし、日本語教師という職業の魅力と現実について、国内外での豊富な経験をもとにお話しいただきました。日本語教師が活躍する場は、日本国内の教育機関にとどまらず、海外の大学や企業、国際交流機関など多岐にわたります。地域や教育機関によって、学習者の日本語学習の目的、教師に求められるスキルが異なることも紹介されました。
また、日本語教師として、英語だけでなく、さまざまな外国語を学ぶことの意義についても説明がありました。学習者の母語や文化背景を理解することが、より効果的な授業につながります。近年、ネパールからの留学生が急増していることから、谷口先生ご自身も現在オンラインでネパール語を学習されており、日々研鑽を重ねていることも紹介されました。
続いて、2024年4月に施行された国家資格「登録日本語教員」について、その概要や資格の難易度、今後の日本語教育の展望を説明されました。資格の有無がキャリア形成に与える影響や、身分保障の観点からも資格取得の重要性をお話しされました。さらに、日本語教師としてのキャリア形成について、谷口先生のこれまでの歩みを振り返りながら、非常勤から常勤への移行、海外派遣、大学院進学、キャリアコンサルタント資格取得など、多様な道筋があることが示されました。特に、ITスキルや他言語能力、柔軟な対応力など、今後の教育現場で求められる具体的なスキルについても紹介されました。
講演の後の質疑応答の時間には、日本語教師としてのやりがい、大変だったこと、生成AIが進化する中での語学教師としての役割など、多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。日本語教育に関心を持つ学生や大学院生、教職員にとって、大変有意義な時間となりました。
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