チアリーディング部 部長 西崎 美羽
みんなが頼れるリーダーを目指す
チアリーディング部 部長 ベース
西崎 美羽 芸術文化学群 3年
神奈川県 住吉高等学校 出身
幅広く芸術を学ぶために、桜美林大学を選んだ
私がチアリーディングを始めたのは、小学校3年生からです。もともとダンスをやっていたのですが、上級生たちが力を合わせて演技している姿に感動し、私も「やってみたい!」と思うようになりました。クラブチームでは厳しい指導もありましたが、仲間と励まし合いながら競技に取り組んでいました。
桜美林大学への進学を目指したのは、芸術文化学群で勉強したいと考えたからです。私は演劇やダンス、音楽など、芸術全般に興味があり、幅広く学ぶことができる点が魅力だったんです。今は映像とデザインを学んでいますが、教養として学べた知識がとても役に立っていると感じます。
実は大学の進学先を決める際、チアリーディングを続けるかどうか迷っていました。でも私が高校3年生のとき、ちょうどコロナ禍に直面し、最後の大会が中止になってしまいました。このまま競技を辞めたら悔いが残ると思い、大学でもチアリーディングを続けようと決めました。
「きれい」であることにこだわりたい
高校までと違い、桜美林大学では学生主体で練習メニューを組み立ています。特に幹部学年である3年生には主体性が求められ、チーム全体を盛り上げていく役割が期待されています。幹部学年になり、私がキャプテンに指名されたときは、正直戸惑いました。私は厳しいことを言うのが苦手で、メンバーを引っ張っていく自信が持てなかったからです。でも今は、私なりのリーダー像が少しずつ見えてきました。目標に向かってみんなをリードする存在であると同時に、困ったときに頼ってもらえる親しみのあるリーダーになりたいと考えています。
桜美林大学の演技の特徴は、「きれい」であること。ノーミスにこだわり、細部の美しさも重視しています。桜美林大学は代々、基礎練習を大切にしているのですが、私たちの代では大会を想定し、技の練習への比重を大きくすることにしました。まだまだ荒削りな部分もありますが、技への意識が上がり、チームのレベルアップにつながったと感じます。
常に咲く、お客さんの心を動かす演技を
2023年のスローガンは「常咲(じょうしょう)」です。「咲く」という言葉には笑顔という意味も込められており、桜美林大学らしい笑顔溢れる演技ができるよう、日々練習に取り組んでいます。また「じょうしょう」には、上を目指す「上昇」と、常に自分に勝つ「常勝」という言葉も掛けています。8月のJAPAN CUPに向けて、一人ひとりが技術を向上させ、決勝進出を目指します。怪我をしているメンバーもいて、まだ完成形には遠いですが、最後の部活なので後悔のないよう全力で取り組みたいと思います。
小学校からチアリーディングをずっと続けてきましたが、私はこれまで上級生が頑張っている姿を見て、元気をもらってきました。今度は私たちが、見てくださる方の心を動かせるような演技をしたいですね。桜美林大学らしさがお客さんに伝わるよう、これからも努力していきます。