リベラルアーツは学びの「ビュッフェ」です

リベラルアーツ学群には4領域30のプログラムがあります。他の大学の学部学科と異なるのは、専攻するプログラムが必ずしも決まっていなくてもよく、途中での変更も可能なことです。料理店で例えると、学部学科が専門料理店とすれば、リベラルアーツは30の料理が並ぶ「ビュッフェ（Buffet）」形式のお店です。あなたは興味のある料理を複数選んで味見をして、料理の選択、つまり、メジャー（主専攻）?マイナー（副専攻）の申請をするのは入学後しばらくしてから（具体的には2年の秋学期）で良いのです。これをlate specializationと言います。学びにおける試行錯誤や、行きつ戻りつする自由が比較的許されているのがリベラルアーツ学群の魅力です。皆さんが新たな学びに一歩を踏み出すことを私たちは応援しています。

PROFILE

早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学。博士（文学）。
働く人のストレスとメンタルヘルスの研究や、産業現場での心理支援を専門とする。2008年桜美林大学リベラルアーツ学群に着任し、2016年より教授、2018年より領域長（人文）、2024年より現職。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士、キャリアコンサルタント。