学群長メッセージ
すべての人がよりよく生きていくために
健康福祉学群では一人ひとりの健康と幸せに貢献できる人を育成したいと思っています。
現代社会の課題はとても複雑で、個人だけではどうしようもないことがたくさんあります。そうした課題を解決していくためには自分自身が身につけた「専門的な知識や技能(専門性)」を活かすだけでなく、専門性を尊重しながら他者と協力できるようになることを目指してほしいと思います。そのためには、大学でのさまざまな学びを通じて、多様な考え方があることを知り、自分と他者の違いを大切だと捉え、その上で、一人ひとりの願い、悩み、喜びに共感できるようになることが大切だと私たちは考えています。
健康福祉学群のカリキュラムは、教室で健康と福祉について学びながら、大学の外で子どもの遊び場や地域の人々の居場所づくり、高齢者や障害のある人たちとのスポーツなどに取り組むことができます。そのようなプログラムを1年生から経験することですべての人々の健康的な生活を実現し、福祉を推進するプロフェッショナルを育成します。
健康福祉学群で4年間を過ごしてみませんか。私たちは皆さん一人ひとりの力を最大限に発揮できるよう全力で応援します。
石渡 尊子
PROFILE
1993年カリフォルニア州立大学フレズノ校卒業。1996年玉川大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。2001年桜美林大学国際学研究科博士後期課程満期退学。2018年同大学より博士(学術)取得。大学基準協会非常勤研究員、立教大学大学教育開発?支援センター学術調査員を経て、2006年より桜美林大学専任講師。准教授を経て2018年より健康福祉学群教授。著書に『戦後大学改革と家政学』(東京大学出版会、2020)、『大学基準協会55年史』(編集、分担執筆、2005)他。日本家政学会家政学原論部会「常見研究奨励賞」(2008)、「亀髙学術出版賞」(2020)受賞。大学教育学会事務局長(2010?14)。神奈川県逗子市社会教育委員。
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