健康福祉学群では、すべての人々の健康的な生活を実現し、福祉を向上することにプロフェッショナルとして貢献できる人物を育成します。
【目指す学生像】
健康と福祉についての専門的な知識とスキルを身につける。
すべての人々の願い、悩み、喜びに共感できる豊かな人間性をもつ。
多様な価値観の存在を認め、論理的思考に基づいて他者と積極的に協働できる。
大学での学びを、自身の心身の健康増進とともに、対人支援?社会貢献に活用できる。
この目的を実現するため、本学群では以下に記載した項目の能力?資質を高め、それらを総合的に活用できる者に対し、卒業を認定し学位を授与します。
また、この「卒業認定?学位授与の方針」は、「教育課程編成?実施の方針」において具現化されており、本学群の学びは全て学園の行動指針である「学而事人(がくじじじん)(学びて人に仕える)」に結びつくようになっています。
(1)健康と福祉及びその関連領域に関する知識?理解
基本的人権を尊重し、一人ひとりを異なる存在として認め、グローバルな視点に立ち、多様なニーズをもつ人々の健康と福祉に寄与するための知識を身につけることができる。
(2)すべての人々の健康と福祉に寄与できるスキル
多様なニーズをもつ人々の健康と福祉に寄与するためのスキルを身につけ、その人にとって最適な支援ができる。
(3)人間理解とコミュニケーション能力
多様な文化?社会的背景をもつすべての人々への理解を深めるとともに、自他の尊厳を認め、自己と他者の感情や思考を的確に理解し、自己を適切に表現するコミュニケーション能力を身につけ、活用することができる。
(4)カウンセリング?マインド
人の気持ちを受け止め、相手の立場に立って理解しようとする姿勢?態度を身につけることができる。
(5)課題探求?解決能力
課題に直面した際の対処に役立つ情報収集力、論理的?批判的思考能力を身につけ、活用することができる。また、学び続ける姿勢を持ち、自らの強みを育み、それを最大限活用して課題を探求し、解決に向け前進することができる。
(6)チームワークとリーダーシップ
共通の目標を達成するために、チーム全体の力が最大限に発揮されるよう、他者と協働する姿勢、態度を身につけることができる。また、そのためにリーダーシップをもって自らの役割を果たすことができる。
(7)倫理観と自己管理能力
すべての人々の健康と福祉の実現のために、倫理観をもち、自らを律して行動し、社会の発展に貢献することができる。
【目指す学生像】
健康と福祉についての専門的な知識とスキルを身につける。
すべての人々の願い、悩み、喜びに共感できる豊かな人間性をもつ。
多様な価値観の存在を認め、論理的思考に基づいて他者と積極的に協働できる。
大学での学びを、自身の心身の健康増進とともに、対人支援?社会貢献に活用できる。
この目的を実現するため、本学群では以下に記載した項目の能力?資質を高め、それらを総合的に活用できる者に対し、卒業を認定し学位を授与します。
また、この「卒業認定?学位授与の方針」は、「教育課程編成?実施の方針」において具現化されており、本学群の学びは全て学園の行動指針である「学而事人(がくじじじん)(学びて人に仕える)」に結びつくようになっています。
(1)健康と福祉及びその関連領域に関する知識?理解
基本的人権を尊重し、一人ひとりを異なる存在として認め、グローバルな視点に立ち、多様なニーズをもつ人々の健康と福祉に寄与するための知識を身につけることができる。
(2)すべての人々の健康と福祉に寄与できるスキル
多様なニーズをもつ人々の健康と福祉に寄与するためのスキルを身につけ、その人にとって最適な支援ができる。
(3)人間理解とコミュニケーション能力
多様な文化?社会的背景をもつすべての人々への理解を深めるとともに、自他の尊厳を認め、自己と他者の感情や思考を的確に理解し、自己を適切に表現するコミュニケーション能力を身につけ、活用することができる。
(4)カウンセリング?マインド
人の気持ちを受け止め、相手の立場に立って理解しようとする姿勢?態度を身につけることができる。
(5)課題探求?解決能力
課題に直面した際の対処に役立つ情報収集力、論理的?批判的思考能力を身につけ、活用することができる。また、学び続ける姿勢を持ち、自らの強みを育み、それを最大限活用して課題を探求し、解決に向け前進することができる。
(6)チームワークとリーダーシップ
共通の目標を達成するために、チーム全体の力が最大限に発揮されるよう、他者と協働する姿勢、態度を身につけることができる。また、そのためにリーダーシップをもって自らの役割を果たすことができる。
(7)倫理観と自己管理能力
すべての人々の健康と福祉の実現のために、倫理観をもち、自らを律して行動し、社会の発展に貢献することができる。
本学群は、「健康?スポーツ領域」「福祉?心理領域」「保育領域」の3つの学問領域を対象とし、価値観や文化?社会的背景の違い、障がいの有無にかかわらず、すべての人々が生涯にわたって心身の健康を維持し、生活の質を向上できるよう支援する学びを目的としています。健康科学?スポーツ科学?社会福祉学?精神保健福祉学?実践心理学?保育学の6つの専攻は、各領域で身につけられる専門分野を示します。
「卒業認定?学位授与の方針」に掲げた学修成果を得るために、その具体的な取り組みとして、教育課程を「基礎教育科目」、「専門基礎科目」、「専門科目」、「自由選択」の4つの区分に編成し、科目は講義、演習、実験、実習、実技といった授業方法を組み合わせて開講しています。また、カリキュラムの体系化のためにメジャー?マイナープログラムの提供と科目の「ナンバリング(学問領域や難易度を示す)」を行い、体系的な学修に役立つようにしています。
このような教育課程の編成、学修方法?学修過程、ならびに学修成果の評価の在り方については、以下のように定めています。
(1)教育課程の編成
本学群の教育課程は、「1.基礎教育科目」、「2.専門基礎科目」、「3.専門科目」、「4.自由選択」、「5.メジャー?マイナープログラム」によって、総合大学ならではの視野の広いプロフェッショナル育成が可能な構成となっています。
①「基礎教育科目」
主として主として1年次に履修し、大学の学び?生活へと移行する基盤をつくり、それに主体的に取り組む姿勢と基礎的スキルを養成するための科目です。「コア科目」、「外国語科目」で構成されます。
1)コア科目
「キリスト教と建学の精神」「文章表現」「コミュニケーションの基礎」「コンピュータリテラシーⅠ」「基礎ゼミナール」で構成され、学園の建学の精神をはじめとする教育目標を具現化するための知識とスキルを修得します。
「コミュニケーションの基礎」
口語による主体的な発信力(プレゼンテーション能力)や、対人援助の前提となる、基礎的かつ汎用性のあるコミュニケーションの知識と技術を学びます。他者との対話を通じて、他者と自己を理解し、他者の支援に役立つ力を身につけます。
「基礎ゼミナール」
本学群生の学生生活が充実したものとなるよう、大学の学修に自信をもって取り組むための準備を行います。自らの目標を設定し、中?長期的な計画を立て、どのように大学生活を送っていくのかを考えます。そのために、大学での学びとその方法、学生生活での困りごとの解決の仕方、学修を進めていく上で仲間と協力することの大切さを知ることができるよう、アドバイザークラス別、専攻別、学群全体会を通じて体験的に学びをすすめていきます。
2)外国語科目
「英語I」「英語II」では、基礎的な内容を徹底的に学び、発展的な実用英語の学習に進めるようにします。発展的な英語学習や留学を希望する学生には、「応用英語」を用意しています。また英語技能の修得だけを目的とせず、楽しんで英語や異文化を学ぶための「健康福祉の英語」では、海外の文化や生活なども題材として取り入れ、留学や大学院進学への橋渡しとなるようにします。
②専門基礎科目
主として1~2年次に履修し、学群での学びのための基礎的な知識とスキルを修得します。各学問領域に関する基礎知識を学ぶ「人文科学領域」科目、「社会科学領域」科目、「自然科学領域」科目、「複合領域」科目と、「実践基礎科目」に分かれます。専門基礎科目の学修を通し、各学問領域に関する基礎知識を学び、自らの専攻やプログラムの選択に向けた準備をします。
1)人文科学領域科目、社会科学領域科目、自然科学領域科目、複合領域科目
基礎的な知識?技能を学修し、各専門領域の基本的考え方、対人援助職に必要な汎用的な知識?技能を学びます。人文、社会、自然科学、また複合領域について各領域最低2単位の履修を必修とし、4 領域をバランスよく学ぶことにより、様々な視点からの人間理解を身につけます。
2)実践基礎科目
実地の体験を通した学修の機会となる「フィールドワーク」科目で構成されます。自分とは世代、文化、個性を異にする様々な人々とのフィールドにおける直接的な交流を通してチームの中で自ら考え行動する体験を得ることができます。地域住民、子ども会、障害者関連団体等との連携による、「居場所?遊び場」をつくる機会や異世代間の交流の場、食を通じたつながり、スポーツ?運動を通じた地域の人々の健康づくり等、多彩なプログラムを用意しています。多様な価値観を共有し、視野を広げることで、専門教育への学びの動機を高めていきます。また、海外をフィールドとした福祉や教育、スポーツの理解を深めるプログラムも用意し、4年間の在学期間中に海外での体験が短期間でも可能になるようにしています。
③専門科目
「専攻科目」と「課題探究科目」から構成されます。
1)専攻科目
「基礎教育科目」、「専門基礎科目」で得た知識?技能を踏まえ、専門的な知識をさらに高めるために用意された科目群です。「健康科学」、「スポーツ科学」、「社会福祉学」、「実践心理学」、「精神保健福祉学」、「保育学」の6つの専門分野から構成され、専門基礎科目群を踏まえて専門的理論や技能を深めます。また、演習?実験?実習?実技科目があり、現場での経験を積む科目も設置されています。
2)課題探究科目
「専攻演習」や「卒業論文」、「卒業研究」といった、自己の関心のある研究で学修の集大成を目指す科目も設置しています。さらに実践基礎科目のフィールドワークで感じた疑問を解決するために、社会として何が必要か、自らが何ができるかを実際に地域の人々と関わりながら考える、課題探究型のフィールドワーク科目も用意しています。専門的な学修と、実社会のつながりを経験することによって各自が学びを深化させ、キャリア形成にも役立つようにしています。
④自由選択
上記1?3の科目群以外に、多様な関心や目的に応じて自らが学びたい科目を履修することが可能です。本学群が設置している専門基礎科目や専門科目を卒業要件単位数を超えて学修したり、学内外の授業科目の中から選択履修したりすることができます。
他学群の専攻科目や他大学(海外留学、単位互換協定校、放送大学、首都圏西部大学単位互換協定会加盟校など)の科目を修得することで、専門性をさらに高める、あるいは知識の幅を広げることが可能になります。
⑤メジャー?マイナープログラム
学位授与方針に掲げられるすべての資質能力を総合的に養うための科目群として、6つのメジャープログラムと、12のマイナープログラム(6つのマイナープログラムⅠおよび6つのマイナーⅡプログラム)を設置しています。メジャープログラムおよびマイナープログラムは、専門基礎科目および専門科目から構成されます。
1)メジャープログラム
36単位で構成され、自身が身につけた専門性を明示する一連の科目群であり、授与する学位の種類と結びついています。
2)マイナープログラム
各20単位で構成され、A)主に資格取得に結びつく専門的な学びを深めるためのプログラム(マイナーⅠ)と、B)健康と福祉およびその関連分野に学びを拡げるためのプログラム(マイナーⅡ)が編成されています。
メジャープログラムの専門的な学びを深めると同時に、関連領域を学ぶマイナープログラムを組み合わせることで、広い視野を持って「健康と福祉」の知識、スキルを獲得することを目的としています。
<6つのメジャープログラム>
1.健康科学
2.スポーツ科学
3.社会福祉学
4.精神保健福祉学
5.実践心理学
6.保育学
<6つのマイナーⅠプログラム>
1.健康科学
2.スポーツ科学
3.社会福祉学
4.精神保健福祉学
5.実践心理学
6.保育学
<6つのマイナーⅡプログラム>
1.ソーシャルワーク
2.高齢者支援
3.コミュニティデザイン
4.スポーツと福祉
5.健康支援の心理
6.子ども支援
(2)学修方法?学修過程
①卒業要件
基礎教育科目14単位以上、専門基礎科目16単位以上、専門科目44単位以上を修得するとともに、メジャープログラム(1つ以上)およびマイナープログラム(1つ以上)を修了しなければなりません。ただし、メジャープログラム2種以上を修了することで上記に代えることができます。
②メジャーとマイナープログラムの履修
6つのメジャープログラムから1つ(主専攻となります)と、12のマイナープログラム(マイナーⅠプログラム6つ?マイナーⅡプログラム6つ)から1つ以上を選択(ただしメジャープログラムと同一名称のマイナープログラムは除く)します。各メジャーおよびマイナープログラムとして指定された科目群からメジャー(36単位以上)、マイナーⅠ?Ⅱ(20単位以上)を修得します。
入学時に選んだ領域と専攻が本当に自分に合っているかを学びながら確認し、卒業までの学修を計画します。2年次秋学期(4セメスター次)開始時に1つの専攻(メジャープログラム)を確定し、同時にマイナーⅠ?Ⅱから1つ以上のマイナープログラムを選択します。ただし、主専攻と同名のマイナーⅠについては登録できません。
卒業予定学期(最終学期)の定期試験期間最終日がメジャー(2つ目以降)またはマイナープログラム登録および変更(追加?削除)の最終機会となります。登録したプログラムが指定する科目を修得できている場合には、卒業時に学位記とともに渡される「メジャー?マイナー修了証」に修了したプログラム名が記載されます。
③「フィールドワーク(国内)」?「フィールドワーク(海外研修)」の履修
複数のプログラムが設定されており、同一科目を複数回に渡って履修することが可能です。それにより複数のフィールド経験、または同一のフィールドで経験を積み、多様な価値観を共有し、視野を広げることが出来ます。
④専攻演習の履修
専攻演習(履修年次3年)は、「専攻演習Ⅰ」(2単位)、「専攻演習Ⅱ」(2単位)から成ります。通称「ゼミ」と呼ばれ少人数で進められます。自らの関心のある専門分野やテーマに基づきゼミを選択し、主体的に研究テーマを決めた上で、討論などを通して専門的な知識を深めます。討論や発表などを通じて研究成果を論理的に伝える力が高められます。
「専攻演習Ⅰ」は春学期に、「専攻演習Ⅱ」は秋学期に開講され、「専攻演習Ⅰ」?「専攻演習Ⅱ」ともに履修することが望まれます。「専攻演習Ⅱ」の先修条件として「専攻演習Ⅰ」が設定されています。「専攻演習Ⅰ」?「専攻演習Ⅱ」は、原則として同じ教員のもとで履修します。
4セメスター目の所定の期間に、履修を希望する専攻演習(ゼミ)への申請や選抜が行われます。
⑤「履修モデル」の活用
本学群では、各専攻の専門分野あるいは学問領域を横断して身につける能力や知識を修得するためのプログラム(メジャー?マイナープログラム)を提供しています。履修モデルでは、これらのプログラム同士や、プログラムと複数の科目を組み合わせることで身につく力の例を示しています。モデルを活用するとともに、自分自身の興味関心に応じてどのように組み合わせると良いかを考え、自らが学びたいことに最適な履修計画を立ててください。
ただし、時間割や抽選科目における履修者数制限の都合上、モデル通りに履修できない場合もあります。
組み合わせの例
1.メジャープログラム ? マイナープログラム
2.メジャープログラム ? マイナープログラム+専門科目
3.メジャープログラム ? マイナーⅠ?Ⅱプログラム+専攻演習
4メジャープログラム ? マイナーⅠ?Ⅱプログラム+専攻演習+卒業論文?研究
5.メジャープログラム ? マイナーⅠ?Ⅱプログラム+フィールドワーク(課題探究型)
※マイナープログラムについては、マイナーⅠまたはマイナーⅡから1つ以上
⑥アドバイザー制度の活用
本学ではアドバイザー制度が設けられ、学生一人ひとりの学修計画や履修登録に関する相談等をアドバイザーが担当します。アドバイザーは各学年15名前後の学生(アドバイジー)を卒業まで継続して指導することが原則となっています。アドバイジングの内容は、学生自身の学修状況の確認や科目履修に関する学修指導等のアカデミックな内容が中心となります。
1年次のコア科目(必修)の1つである「基礎ゼミナール」は、各アドバイザー教員が担当する15名前後のアドバイジーのグループ(クラス)単位で活動します。アドバイザーは、クラスの担当教員として、出欠管理、課題対応等、基礎ゼミナールの窓口となります。
(3)学修成果の評価の在り方
①学修成果は「卒業認定?学位授与の方針」が示している学修成果目標に対して、履修者がどの程度到達できたかを示すものです。科目ごとに、どういった学修成果に重点を置いているかをカリキュラムマップ等で示しています。
②学修成果の評価方法は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示されています。また学修成果に対する評価基準を明示することによって成績評価を可視化し、厳格に評価します。
「卒業認定?学位授与の方針」に掲げた学修成果を得るために、その具体的な取り組みとして、教育課程を「基礎教育科目」、「専門基礎科目」、「専門科目」、「自由選択」の4つの区分に編成し、科目は講義、演習、実験、実習、実技といった授業方法を組み合わせて開講しています。また、カリキュラムの体系化のためにメジャー?マイナープログラムの提供と科目の「ナンバリング(学問領域や難易度を示す)」を行い、体系的な学修に役立つようにしています。
このような教育課程の編成、学修方法?学修過程、ならびに学修成果の評価の在り方については、以下のように定めています。
(1)教育課程の編成
本学群の教育課程は、「1.基礎教育科目」、「2.専門基礎科目」、「3.専門科目」、「4.自由選択」、「5.メジャー?マイナープログラム」によって、総合大学ならではの視野の広いプロフェッショナル育成が可能な構成となっています。
①「基礎教育科目」
主として主として1年次に履修し、大学の学び?生活へと移行する基盤をつくり、それに主体的に取り組む姿勢と基礎的スキルを養成するための科目です。「コア科目」、「外国語科目」で構成されます。
1)コア科目
「キリスト教と建学の精神」「文章表現」「コミュニケーションの基礎」「コンピュータリテラシーⅠ」「基礎ゼミナール」で構成され、学園の建学の精神をはじめとする教育目標を具現化するための知識とスキルを修得します。
「コミュニケーションの基礎」
口語による主体的な発信力(プレゼンテーション能力)や、対人援助の前提となる、基礎的かつ汎用性のあるコミュニケーションの知識と技術を学びます。他者との対話を通じて、他者と自己を理解し、他者の支援に役立つ力を身につけます。
「基礎ゼミナール」
本学群生の学生生活が充実したものとなるよう、大学の学修に自信をもって取り組むための準備を行います。自らの目標を設定し、中?長期的な計画を立て、どのように大学生活を送っていくのかを考えます。そのために、大学での学びとその方法、学生生活での困りごとの解決の仕方、学修を進めていく上で仲間と協力することの大切さを知ることができるよう、アドバイザークラス別、専攻別、学群全体会を通じて体験的に学びをすすめていきます。
2)外国語科目
「英語I」「英語II」では、基礎的な内容を徹底的に学び、発展的な実用英語の学習に進めるようにします。発展的な英語学習や留学を希望する学生には、「応用英語」を用意しています。また英語技能の修得だけを目的とせず、楽しんで英語や異文化を学ぶための「健康福祉の英語」では、海外の文化や生活なども題材として取り入れ、留学や大学院進学への橋渡しとなるようにします。
②専門基礎科目
主として1~2年次に履修し、学群での学びのための基礎的な知識とスキルを修得します。各学問領域に関する基礎知識を学ぶ「人文科学領域」科目、「社会科学領域」科目、「自然科学領域」科目、「複合領域」科目と、「実践基礎科目」に分かれます。専門基礎科目の学修を通し、各学問領域に関する基礎知識を学び、自らの専攻やプログラムの選択に向けた準備をします。
1)人文科学領域科目、社会科学領域科目、自然科学領域科目、複合領域科目
基礎的な知識?技能を学修し、各専門領域の基本的考え方、対人援助職に必要な汎用的な知識?技能を学びます。人文、社会、自然科学、また複合領域について各領域最低2単位の履修を必修とし、4 領域をバランスよく学ぶことにより、様々な視点からの人間理解を身につけます。
2)実践基礎科目
実地の体験を通した学修の機会となる「フィールドワーク」科目で構成されます。自分とは世代、文化、個性を異にする様々な人々とのフィールドにおける直接的な交流を通してチームの中で自ら考え行動する体験を得ることができます。地域住民、子ども会、障害者関連団体等との連携による、「居場所?遊び場」をつくる機会や異世代間の交流の場、食を通じたつながり、スポーツ?運動を通じた地域の人々の健康づくり等、多彩なプログラムを用意しています。多様な価値観を共有し、視野を広げることで、専門教育への学びの動機を高めていきます。また、海外をフィールドとした福祉や教育、スポーツの理解を深めるプログラムも用意し、4年間の在学期間中に海外での体験が短期間でも可能になるようにしています。
③専門科目
「専攻科目」と「課題探究科目」から構成されます。
1)専攻科目
「基礎教育科目」、「専門基礎科目」で得た知識?技能を踏まえ、専門的な知識をさらに高めるために用意された科目群です。「健康科学」、「スポーツ科学」、「社会福祉学」、「実践心理学」、「精神保健福祉学」、「保育学」の6つの専門分野から構成され、専門基礎科目群を踏まえて専門的理論や技能を深めます。また、演習?実験?実習?実技科目があり、現場での経験を積む科目も設置されています。
2)課題探究科目
「専攻演習」や「卒業論文」、「卒業研究」といった、自己の関心のある研究で学修の集大成を目指す科目も設置しています。さらに実践基礎科目のフィールドワークで感じた疑問を解決するために、社会として何が必要か、自らが何ができるかを実際に地域の人々と関わりながら考える、課題探究型のフィールドワーク科目も用意しています。専門的な学修と、実社会のつながりを経験することによって各自が学びを深化させ、キャリア形成にも役立つようにしています。
④自由選択
上記1?3の科目群以外に、多様な関心や目的に応じて自らが学びたい科目を履修することが可能です。本学群が設置している専門基礎科目や専門科目を卒業要件単位数を超えて学修したり、学内外の授業科目の中から選択履修したりすることができます。
他学群の専攻科目や他大学(海外留学、単位互換協定校、放送大学、首都圏西部大学単位互換協定会加盟校など)の科目を修得することで、専門性をさらに高める、あるいは知識の幅を広げることが可能になります。
⑤メジャー?マイナープログラム
学位授与方針に掲げられるすべての資質能力を総合的に養うための科目群として、6つのメジャープログラムと、12のマイナープログラム(6つのマイナープログラムⅠおよび6つのマイナーⅡプログラム)を設置しています。メジャープログラムおよびマイナープログラムは、専門基礎科目および専門科目から構成されます。
1)メジャープログラム
36単位で構成され、自身が身につけた専門性を明示する一連の科目群であり、授与する学位の種類と結びついています。
2)マイナープログラム
各20単位で構成され、A)主に資格取得に結びつく専門的な学びを深めるためのプログラム(マイナーⅠ)と、B)健康と福祉およびその関連分野に学びを拡げるためのプログラム(マイナーⅡ)が編成されています。
メジャープログラムの専門的な学びを深めると同時に、関連領域を学ぶマイナープログラムを組み合わせることで、広い視野を持って「健康と福祉」の知識、スキルを獲得することを目的としています。
<6つのメジャープログラム>
1.健康科学
2.スポーツ科学
3.社会福祉学
4.精神保健福祉学
5.実践心理学
6.保育学
<6つのマイナーⅠプログラム>
1.健康科学
2.スポーツ科学
3.社会福祉学
4.精神保健福祉学
5.実践心理学
6.保育学
<6つのマイナーⅡプログラム>
1.ソーシャルワーク
2.高齢者支援
3.コミュニティデザイン
4.スポーツと福祉
5.健康支援の心理
6.子ども支援
(2)学修方法?学修過程
①卒業要件
基礎教育科目14単位以上、専門基礎科目16単位以上、専門科目44単位以上を修得するとともに、メジャープログラム(1つ以上)およびマイナープログラム(1つ以上)を修了しなければなりません。ただし、メジャープログラム2種以上を修了することで上記に代えることができます。
②メジャーとマイナープログラムの履修
6つのメジャープログラムから1つ(主専攻となります)と、12のマイナープログラム(マイナーⅠプログラム6つ?マイナーⅡプログラム6つ)から1つ以上を選択(ただしメジャープログラムと同一名称のマイナープログラムは除く)します。各メジャーおよびマイナープログラムとして指定された科目群からメジャー(36単位以上)、マイナーⅠ?Ⅱ(20単位以上)を修得します。
入学時に選んだ領域と専攻が本当に自分に合っているかを学びながら確認し、卒業までの学修を計画します。2年次秋学期(4セメスター次)開始時に1つの専攻(メジャープログラム)を確定し、同時にマイナーⅠ?Ⅱから1つ以上のマイナープログラムを選択します。ただし、主専攻と同名のマイナーⅠについては登録できません。
卒業予定学期(最終学期)の定期試験期間最終日がメジャー(2つ目以降)またはマイナープログラム登録および変更(追加?削除)の最終機会となります。登録したプログラムが指定する科目を修得できている場合には、卒業時に学位記とともに渡される「メジャー?マイナー修了証」に修了したプログラム名が記載されます。
③「フィールドワーク(国内)」?「フィールドワーク(海外研修)」の履修
複数のプログラムが設定されており、同一科目を複数回に渡って履修することが可能です。それにより複数のフィールド経験、または同一のフィールドで経験を積み、多様な価値観を共有し、視野を広げることが出来ます。
④専攻演習の履修
専攻演習(履修年次3年)は、「専攻演習Ⅰ」(2単位)、「専攻演習Ⅱ」(2単位)から成ります。通称「ゼミ」と呼ばれ少人数で進められます。自らの関心のある専門分野やテーマに基づきゼミを選択し、主体的に研究テーマを決めた上で、討論などを通して専門的な知識を深めます。討論や発表などを通じて研究成果を論理的に伝える力が高められます。
「専攻演習Ⅰ」は春学期に、「専攻演習Ⅱ」は秋学期に開講され、「専攻演習Ⅰ」?「専攻演習Ⅱ」ともに履修することが望まれます。「専攻演習Ⅱ」の先修条件として「専攻演習Ⅰ」が設定されています。「専攻演習Ⅰ」?「専攻演習Ⅱ」は、原則として同じ教員のもとで履修します。
4セメスター目の所定の期間に、履修を希望する専攻演習(ゼミ)への申請や選抜が行われます。
⑤「履修モデル」の活用
本学群では、各専攻の専門分野あるいは学問領域を横断して身につける能力や知識を修得するためのプログラム(メジャー?マイナープログラム)を提供しています。履修モデルでは、これらのプログラム同士や、プログラムと複数の科目を組み合わせることで身につく力の例を示しています。モデルを活用するとともに、自分自身の興味関心に応じてどのように組み合わせると良いかを考え、自らが学びたいことに最適な履修計画を立ててください。
ただし、時間割や抽選科目における履修者数制限の都合上、モデル通りに履修できない場合もあります。
組み合わせの例
1.メジャープログラム ? マイナープログラム
2.メジャープログラム ? マイナープログラム+専門科目
3.メジャープログラム ? マイナーⅠ?Ⅱプログラム+専攻演習
4メジャープログラム ? マイナーⅠ?Ⅱプログラム+専攻演習+卒業論文?研究
5.メジャープログラム ? マイナーⅠ?Ⅱプログラム+フィールドワーク(課題探究型)
※マイナープログラムについては、マイナーⅠまたはマイナーⅡから1つ以上
⑥アドバイザー制度の活用
本学ではアドバイザー制度が設けられ、学生一人ひとりの学修計画や履修登録に関する相談等をアドバイザーが担当します。アドバイザーは各学年15名前後の学生(アドバイジー)を卒業まで継続して指導することが原則となっています。アドバイジングの内容は、学生自身の学修状況の確認や科目履修に関する学修指導等のアカデミックな内容が中心となります。
1年次のコア科目(必修)の1つである「基礎ゼミナール」は、各アドバイザー教員が担当する15名前後のアドバイジーのグループ(クラス)単位で活動します。アドバイザーは、クラスの担当教員として、出欠管理、課題対応等、基礎ゼミナールの窓口となります。
(3)学修成果の評価の在り方
①学修成果は「卒業認定?学位授与の方針」が示している学修成果目標に対して、履修者がどの程度到達できたかを示すものです。科目ごとに、どういった学修成果に重点を置いているかをカリキュラムマップ等で示しています。
②学修成果の評価方法は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示されています。また学修成果に対する評価基準を明示することによって成績評価を可視化し、厳格に評価します。
少子高齢社会や多様で高度な福祉ニーズに対応できる、健康と福祉のプロフェッショナル育成を目的としています。専門職として活躍するためには、乳幼児から高齢者までの人間の成長、発達や生活に関心を持ち、一つの専門領域にとどまらず、広い範囲の知識や技術を身につけ、多角的な観点から総合的にものごとを考える力が必要となります。
グローバル社会においては、多様性の尊重は基本理念であり、人々の願い、悩み、喜びに共感できる人間性を備え、様々な立場の人を理解し、受けいれ、共生社会の実現に貢献する実践家であることが期待されます。
そこで、学群に、「健康?スポーツ領域」「福祉?心理領域」「保育領域」の3つの学問領域、6つの専攻(健康科学?スポーツ科学?社会福祉学?精神保健福祉学?実践心理学?保育学)を配置し、マイナープログラムと併せて、自らが興味関心を抱いた専門的な学びを深めるとともに、関連領域にも学びを発展させます。
4年間の学生生活では、知識?理解を深める学びにとどまらず、体験的?実践的な学びを積み重ねることにより、社会の課題を解決する実践力を身につけます。
【求める学生像】
学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを求めます。
また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)人々の健康、こころ、からだ、福祉に強い関心を有する者
(4)社会と積極的に関わりを持ち、様々な課題に対して挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者
グローバル社会においては、多様性の尊重は基本理念であり、人々の願い、悩み、喜びに共感できる人間性を備え、様々な立場の人を理解し、受けいれ、共生社会の実現に貢献する実践家であることが期待されます。
そこで、学群に、「健康?スポーツ領域」「福祉?心理領域」「保育領域」の3つの学問領域、6つの専攻(健康科学?スポーツ科学?社会福祉学?精神保健福祉学?実践心理学?保育学)を配置し、マイナープログラムと併せて、自らが興味関心を抱いた専門的な学びを深めるとともに、関連領域にも学びを発展させます。
4年間の学生生活では、知識?理解を深める学びにとどまらず、体験的?実践的な学びを積み重ねることにより、社会の課題を解決する実践力を身につけます。
【求める学生像】
学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを求めます。
また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)人々の健康、こころ、からだ、福祉に強い関心を有する者
(4)社会と積極的に関わりを持ち、様々な課題に対して挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者
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