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- 2024年度
- 2025年 JICA x 大学連携事業におけるコスタリカ共和国での野球支援を実施
2025年 JICA x 大学連携事業におけるコスタリカ共和国での野球支援を実施

2月4日から3月3日までの1ヶ月間、本学野球部の学生11人(そのうち5人が2回目の参加)が、中米コスタリカ共和国で野球指導を行いました。この活動は、JICA(独立行政法人国際協力機構)との大学連携事業の一環として実施されており、2016年から2020年までの契約に続き、2024年から2026年の新たな3年間の契約に基づき実施されています。今年度はその2年目となり、前年度の成果を踏まえて再度活動が行われました。
派遣前、学生たちは山口有次副学長に挨拶を行い、山口副学長からは「前回の経験を生かし、今年度はさらに良い活動にしてほしい」と激励の言葉をいただきました。特に、2回目の参加となる学生には、過去の反省点を活かすようにとのアドバイスがありました。また、「ただの野球指導にとどまらず、異文化を学び、大学生として成長する経験を大切にしてほしい」とも期待を寄せられました。
現地では、サントドミンゴ、ロスチレス、アラフエラの3地域で合計1,740人を対象に野球指導を行いました。現地の13校の小学校と3つの野球協会を訪問し、野球教室、親善試合、ベースボール型授業を通じ、技術指導だけでなく、道具の寄付や整備管理の指導、グランド整備、マナー教育などの活動を展開しました。
さらに、在コスタリカ日本大使館の表敬訪問、本学の協定校である国立ナショナル大学(National University Costa Rica)の体育学科の学生との交流や、約2週間のホームステイを通じ、異文化理解を深める貴重な経験を積むことができました。





最終報告会はコスタリカ外務省で行われ、コスタリカ外務省、日本大使館、コスタリカ野球連盟、JICAコスタリカ支所の方々など多数が参加され、活動はコスタリカの関係者から高く評価されました。

帰国後、学生たちは山口副学長に活動報告を行い、その後町田市の石阪丈一市長を表敬訪問しました。学生たちは、昨年度の活動で得た教訓を活かし、今年度はより充実した内容の活動を行ったことを報告しました。
今年度の活動を通じて、学生たちの問題解決能力、コミュニケーション力、異文化適応能力をさらに向上させました。「当たり前ではないことに気づいた」「自分の足りなさを知った」「新しい価値観を得た」といった声が多く、学生一人ひとりが個人的に成長したと感じています。また、本学の教育理念「学而事人(がくじじじん)」を実践する場としても、重要な経験となりました。
来年度も、今年度の経験をもとに、さらに発展した活動を目指して取り組んでいきます。
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