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グローバル?コミュニケーション学群生が町田市内の子どもセンターで「世界の言語でCooking」を実施

2025/03/27(木)

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2024年11月から2025年3月まで、町田市内の子どもセンターで、グローバル?コミュニケーション学群(以下GC学群)の学生有志による「世界の言語でCooking」(注1)が開催され、小学生から高校生までの61人の子どもたちが参加しました。

このプログラムは、フィリピン、韓国、ベトナム、アメリカ、インドネシアにルーツを持つ学生や留学生が講師となり、それぞれの国の言語を使って実施する子どもを対象とした料理教室です。発案者はGC学群3年生の波平芽萌瑶さんで、同学群4年生の内木海斗さん、飛田三四郎さんと共に企画?運営を担い、15人のGC学群生が協力し実現しました。

きっかけは、波平さんが学外で子ども支援活動をする中で、「家に帰っても食べるものがない」という子どもや、「今、1番したいことは?」という問いに「豚汁が食べたい」と答える子どもたちの声を聴いたことでした。波平さんは「空腹を我慢している子どもがいる。また様々な困難な環境で暮らす子どもたちがいることを知り、胸が締め付けられるような思いだった。子どもたちと接しながら、彼らの声をしっかりと聴き、自分にできることは何かと考え続けた。私はGC学群で語学を中心に学び、さらに専門科目として平和、多文化共生、ボランティア活動の意義についても学んでいる。私にできることは、大学で学んだことを活かし、子どもたちが安心して暮らせる社会づくりを目指す活動をすること。その思いから、クラスメートだった友人たちに声をかけ、このプログラムを考案した」と話します。
GC学群には海外ルーツを持つ学生や留学経験者が多く、多様な文化や言語に触れる機会が身近にあります。この特徴を活かし、多言語で行う料理教室を通じて、子どもたちが多文化に触れ、他国への理解や尊重する視点を育むと同時に、食を通じて心も体も満たされてほしいという願いがこのプログラムに込められました。

(下段左)波平芽萌瑶さん

参加した子どもたちからは「いつかインドネシアへ行ってみたい。現地の人たちと今日作ったマルタバを一緒に作って、友だちになりたい!」という声が聞かれました。またベトナム出身の子どもからは「自分の国の食べ物をみんなと作って、ベトナムのことを知ってもらえて嬉しい」という感想も寄せられました。
「子どもセンターでのクッキングプログラムは5回で終了したが、私はこの取り組みを続けていきたいと考えている。これからは子どもだけでなく、幅広い年代の方々にも参加してもらえるプログラムに発展させていきたい。GC学群の授業では、国内外の社会課題を学ぶだけでなく、課題の当事者と出会い、交流する学外活動もある。こうした大学での学びをきっかけに、私は授業以外でも活動を続け、さまざまな声を聴かせていただいている。自分1人ではどうすることもできない困難さを抱える人と出会うこともあるが、そのような方々の声がある限り、私は行動し続けたい。共に生きる社会の中で、支え合いながら歩んでいくことが、私たちの責任だと強く感じている」と波平さんは力強く語ります。

波平さんをはじめ、このプログラムに参加した学生たちは、これからも、より良い社会作りを目指した活動を続けていきます。

(注1)「世界の言語でCooking」は、町田市の「まちだ若者大作戦」のプランとして審査を経て採択され、補助金等の協力支援を得て実施したプログラムです。

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