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- 2024年度
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VA専修の学生がまちだ福祉〇ごとサポートセンターのPRカードをデザイン

3月25日(火)、まちだ福祉〇(まる)ごとサポートセンターのPRカードをデザインした芸術文化学群ビジュアル?アーツ専修の学生3人が、町田市役所で開かれた市長の記者会見に出席しました。
まちだ福祉〇ごとサポートセンターとは、「8050問題」や「ダブルケア」、「ヤングケアラー」など、多様化する福祉の困りごとを抱えている人の早期支援につなげるために設置されているもの。今回は、ビジュアル?アーツ専修の長谷川里梨さん(4年)、原口桃さん(3年)、太田こまちさん(3年)の3人が、町田市総務課福祉総務課より依頼を受け、同センターの認知向上のためのカードデザインを作成。ひきこもり状態の方をはじめとした、地域で困難を抱える若年層を中心とした方に同センターを知ってもらうツールとするため、目に留まりやすく、実際に手に取ってもらえるデザインにすることを目指し考案しました。デザインには支援団体であるNPO法人「ゆどうふ」様のご意見もいただきながら、ブラッシュアップさせました。

学生たちは全12種類のデザインを提案。その中から4案が採用され、2025年4月中旬頃から、町田市内の堺、鶴川、忠生、南町田地域のミニストップ、セブンイレブンの各店舗で配架されます。
4月から社会人になりデザインの仕事に就く長谷川さんは「町田市との取り組みに参加して、何かをデザインをする際には、現場を知り、当事者の方、サポートする方、カードを見る方など様々な人やことに配慮して考える必要があることを身に染みて感じた。この経験を仕事に直結させて生かしていきたい」と話しました。原田さんは幼少期から町田市に住んでおり、「大好きな地域にこのような形で携わることができて嬉しい。今回作成したカードは店舗に置かれるものなので、手に取りたい人が後ろ暗い思いなどをしないように、あえて明るい色合いを使った。多くの人に見てほしい」と笑顔を見せました。太田さんはデザインを考える際に、インターネットを用いて、当事者に近い方へどんなビジュアルだったら手に取りやすいかなどをインタビュー。「本当は支援が必要な人たちが『自分は関係ない』と思っている空気感を感じ、どうしたら自分事に考えてもらえるかを考えた。センターの方などを含め、現場の声を聞かないと知ることができなったことがたくさんあり、技術だけでなく社会問題についても学ぶことができた」と振り返りました。
長谷川さんデザイン:うさぎが飛び出すぞ!

〇ごとの「○」と家から飛び出すイメージで作成。手に取りやすくするために、やわらかい雰囲気となるよう、全体的に暖色にし可愛らしいうさぎを使用した。
長谷川さんデザイン:行こう

外に出られない人に向けたメッセージが目立ちすぎずに語りかけるように工夫した。「行こう」の文字と背景は空を表し、外で見える景色の美しさを感じてもらえるように鮮やかな色とした
原田さんデザイン:施設名のロゴ化

見た目のインパクトを重視するとともに、「福祉」の文字を大きく強調することで、福祉のサポートを必要とする方へダイレクトに伝わるようにした。
太田さんデザイン:小さいハート、大きいハート

カラフルなハートは支援を必要としている一人ひとりの心情や悩みを表しており、大きなハートにすることで、この施設が生み出す大きな愛情を表現した。
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