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演劇?ダンス専修の学生が「かながわパフォーミングアーツアワード2025」でオーディエンス賞受賞!

2025/03/31(月)

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2025年3月に行われた神奈川県が主催する「かながわパフォーミングアーツアワード2025」で、演劇?ダンス専修に所属する市ノ澤直希さん(3年)、上田明さん(3年)、野平奈々子さん(3年)、松永林子さん(3年)、金指喜春さん(4年)、栗原日向莉さん(2年)からなるダンスカンパニー「Chapter」の作品『Pick, Pack, Paste.』がオーディエンス賞を受賞しました。このアワードは、身体性を伴う舞台芸術作品をジャンルを問わず幅広く対象としたもので、今年は57の団体が応募。その中から事前審査を通過した6団体が、3月15日(土)、16日(日)にKAAT神奈川芸術劇場で行われたファイナルに進出し、30分の上演を行いました。

今回受賞した作品は、「Chapter」の主宰を務める市ノ澤さんがアルバイトで梱包作業をしている際の動作から着想を得たもの。「商品を段ボール箱に詰めて、ベルトコンベアにのせる」この一連の流れは商品を一方的に操る乱暴な行為に思えたのと同時に、人間の世界でも起きている現象とリンクする部分を感じたそうです。「満員電車に人が押し込まれている様子」「ある人の行動や特徴を決めつけてレッテルを貼り付ける」「個人間での趣味趣向、信じるものが複雑化する中で、いかにコミュニケーションで繋がりあい、分かちあえるようなコミュニティを構築していくかなどを追求し、表現しました。市ノ澤さんは「私は幼少期からダンスをしており、ダンスは実力主義だと考えていたが、大学の授業で何度も身体表現を通して、相手の魅力や知らなかった一面を知る機会があった。この経験から、身体表現を通して、相手に想いを伝えたり、知らなかった一面を見せることができると考え活動している」と話しました。

今回の結果を受けて市ノ澤さんは「グランプリを目指して頑張ってきたので正直悔しい思いも大きかったが、オーディエンス賞を受賞できたことはとても嬉しかった。今後もダンスカンパニー「Chapter」は、コミュニティをどのように築いていくのか、対人コミュニケーションが今後ますます大事になると考えて、身体表現を通して何を伝えていくのかを追求していく。また「遊び」を大切なポイントととらえ、同じ時間と空間を共有しながら遊び、共に生きているという実感が得られるようなコミュニティづくりにも挑戦していきたい。」と今後の展望を話しました。また市ノ澤さんは今年3月に早期卒業を決断。「大学でできることはやり切った。もっと厳しい環境に身を置き、表現の媒体、作品、前線で活躍されている方々に出会うなどダンス観を磨いていきたい。コンテンポラリーダンス業界の情報発信や、さらにはVRゴーグル、モーションキャプチャーなどの科学技術を取り入れたりなど、日本ではまだまだとされている分野に誰よりも早く踏み入れたい」と熱い思いを話しました。

「オーディエンス賞」は、2日間の来場者の投票で決まる賞。「Chapter」の想いがしっかりと来場者の心に届いたことを表す受賞となりました。

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