チアリーディング部 泊 香帆
誰にも負けない情熱を胸に、DIVISION.1の舞台を目指す
チアリーディング部 トップ
泊 香帆 健康福祉学群 1年
東京都 目白研心高等学校出身
「もっとうまくなりたい」その一心で、桜美林大学に進学
高校1年生の春、10年間続けていたクラシックバレエから転向し、チアリーディングを始めました。きっかけは、強豪校といわれる目白研心高校の文化祭でチアリーディング部の演技を見たことです。大人数でのスタンツの迫力に魅了され「私もやりたい!」と強く思い、一念発起して同校チアリーディング部の門をたたきました。在学中は厳しい練習に打ちひしがれながらも「もっと上を目指したい」と思うようになり、チアリーディングの世界にのめりこんでいきました。そんなある日、桜美林大学チアリーディング部との合同練習の機会に恵まれ、そこで見た先輩たちのスタンツに感動!見せ場が決まっていてかっこよく、同じチームで演技をしたいと思い、セレクションを受けて桜美林大学チアリーディング部に入部しました。
入部してみてまず感じたのは、とにかく先輩方が優しいこと。入部したばかりの私たちに孤独感を感じさせないように「なんでも聞いていいよ!」「困っていることはない?」と声をかけてくれ、寄り添ってくれます。先輩との距離が近いので、新入生でも溶け込みやすく、とてもいい雰囲気で練習できています。
先輩がかけてくれた一言で、意見を伝えられるように
入部したばかりのときに、高校時代のやり方や演技の癖を引きずってしまい、先輩たちとうまく合わせられないことがありました。困っていた私を見かねて、同じポジションの先輩が「やりにくそうに見えたけど、大丈夫?実は私も昔そういう経験があってね」「もっと自分のやりやすい方法を提案してみてもいいんだよ」と声をかけてくださいました。これをきっかけに、新入生でも自分の意見が言いやすくなりました。学年の垣根を越えて意見が言えるのも、桜美林大学チアリーディング部ならではの特長です。
とはいえ、入部して間もない私は試行錯誤の毎日。今はまだ、先輩たちが私のやり方に合わせてくださっています。しかし、トップのポジションを任せてもらうからには、先輩たちの意見を聞きつつ、自分のやりたいことも言える、強固な信頼関係を築くことが必要です。普段の練習からコミュニケーションを取り、自分の演技に関する考え方を周りに伝えていきたいと思います。
憧れのDIVISION.1で、一番輝くトップになりたい
今の目標は「DIVISION.1」で大会に出場することです。DIVISION.1は、全国からレベルの高いチームが集まる部門。ここに参加するには、人並み以上の努力に加え、部内でのポジション争いは避けられません。いつも互いに切磋琢磨する先輩や同期たちが強力なライバルになります。実力のある先輩たちとポジションを奪い合うのは少し怖くもありますが、私には負けず嫌いで芯の強い性格、向上心、そして誰にも負けない情熱があります。スタンツや回転技でも体の軸がブレにくいという強みを生かし、必ずトップのポジションを勝ち取りたいと思います。
チアリーディング競技で最も大切なことは「笑顔」。スタンツの顔であるトップでは、特に重視されるポイントです。そのため、人とコミュニケーションを取るときは笑顔を意識するようにしています。将来的には技術も高くチームメイトからの信頼も厚い部員になりたいと考えているので、常に笑顔とコミュニケーションを忘れず、困っている部員を助けられるよう観察力を高め、人一倍練習を重ねていきたいです。