追い求めるのは、ワクワクする道。 夢を叶え、ボールパークで躍動。/山口 瑠伽 さん
- 百花繚乱
- 【Future Landscape】10.上原亜理妙
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変化を楽しみながら
お客様の最高の一日を
彩り続けたい
文学部英語英米文学科 卒業生
沖縄ワタベウェディング株式会社 勤務
上原亜理妙 さん
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2006年度 文学部英語英米文学科卒業。
翌年沖縄ワタベウェディングに入社。プランナーやコーディネーターとして数多くの結婚式を担当。産休?育休取得後、新卒入社初の女性マネージャーとしてマーケティンググループ企画販促チームを率いる。
国内リゾートウェディングの一番人気といえば、沖縄。美しい自然の祝福に包まれる挙式は、多くの人を魅了してやまない。「日本の結婚件数は減少傾向ですが、結婚式は遥か昔から伝わる人生儀礼。その幸せな瞬間に携われることが、この仕事の喜びです」
上原亜理妙さんは、桜美林入学と同じ頃、映画『ウェディング?プランナー』に出会った。入学当初の目的である英語を学び、教職課程に励む間も、映画で見たウェディング業界への憧れは募る。そして、教育実習のために降り立った那覇空港で「ワタベウェディング那覇店」を目にし、現在に続く上原さんのキャリアがスタートした。「お客様と共に挙式までの準備を行うプランナー業務の後、挙式当日の進行を担うチャペルコーディネーターになってからは、お客様の最高の笑顔を見届けることができ、私まで幸せを感じていました」
しかし、上原さんは次々と新しい目標に挑戦していった。リゾートウェディングは海外のお客様も多い。通訳を必要とするもどかしさから、現地で学ぶことを決意し、県の制度を利用して韓国の関連会社へ出向。パワーアップして帰国した後には、さらなる人生の変化、結婚と出産を迎えることになる。「一度目の育休は子育てに専念。どうしても社会から孤立しているような不安を覚えることがありました。だから、二度目は育休をとらないと決めました。家族や周囲の理解があれば、女性もキャリアを諦めなくていいんです」
そう話す上原さんの、何よりの原動力が二人のお子さんだ。現在は、子育てと無理なく両立できる企画販促チームでマネージャーとして活躍。キャリアや人生の変化を楽しみながら、お客様にとって人生最高の一日のために、上原さんは真心を尽くし続ける。
上原さんのNow & Then
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全国各地に飛び立っていった桜美林の仲間たち。全員が集うことは難しいが、今でも交流を続けている。子どもたちも交え、さまざまなライフイベントを経験しながらキャリアを重ねる仲間たちを応援できることが嬉しい。
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毎年沖縄出身の学生を数多く迎えている桜美林。上京しても地元愛は強く、同郷の学生たちは自然と仲を深める。上原さんたちは、沖縄からの国内留学生も交えたチームで、大学祭でサーターアンダギーの屋台を出店した。
※この取材は365在线体育投注-【官网直营】@「J. F. Oberlin Tokyo No. 10」のため2023年6月に行われたものです。
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