追い求めるのは、ワクワクする道。 夢を叶え、ボールパークで躍動。/山口 瑠伽 さん
- 百花繚乱
- 【Future Landscape】13.間下 義暁

技術と情報を守り抜く
宇宙開発のロマンを実現するために
国際学部 卒業生
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
セキュリティ?情報化推進部 セキュリティ統括課
JAXA-CSIRT 副CSIRT長
主任?CISA?GSEC?Certified SIM3 Auditor
間下 義暁 さん

2002年、国際学部に入学。2004年度に早期卒業し、明治大学公共政策大学院に進学。2007年、警視庁に入庁。刑事、国際テロ対策、サイバー攻撃対策などに従事。民間企業への転職を経て、2023年にJAXAに入所し、セキュリティ脅威に対応している。
無限の可能性を秘めた宇宙に挑む。そのロマンに満ちた研究開発を担うJAXAで、サイバーセキュリティ対策に従事する間下義暁さん。膨大なデータや技術が蓄積され、多くの国や企業と連携し進める宇宙開発において、サイバーセキュリティは非常に重要で、責任も大きい。
「技術や情報を漏らさないことはもちろん、重要なのは『悪意のある人の攻撃から守ること』です。守りを堅固にするためにも、さまざまな人と協力し情報交換するなど、共助の精神が欠かせません」と語る間下さん。
今の仕事に通ずる「人のため、世界のため」という信念は学生時代から一貫していた。2001年のアメリカ同時多発テロ事件を機に国際政治に興味を抱き、さらに文化や宗教など多岐に学べることから、国際学部で学ぶことを決意。在学中は海外ボランティアも経験し、現地の人々と共に汗を流した。また警視庁時代には、新たな国際的脅威であるサイバーテロに対応するために、それまで無縁だった情報セキュリティに関する知識を一から習得した。
宇宙開発とは程遠い文系学部出身でありながら、JAXAのセキュリティ対策の第一線で活躍する間下さんの背後には、まだ見ぬ世界への飽くなき探究心、そして実際に飛び込んで貢献するために努力を惜しまない気概がある。その礎は学生時代に培われたという。「自分がJAXAで働くなんて、当時は考えもしませんでした。学生時代に、『物事を考える下地』をつくる。そして憧れを憧れで終わらせないためにコツコツ努力すれば、いつの間にか道は開けます」
多くの企業が参入し、急成長を続ける宇宙開発というフィールド。その安全を守るために、間下さんは日々脅威と闘い続ける。
間下さんのNow & Then

勤勉な父の背中を見て「お父さんと同じ学校で学びたい」と、娘が自ら桜美林中学校への進学を選択。将来の話をする際は、自身の経験を元に、「どんな仕事をしてもいいが、人のためになることを」とアドバイスしている。

大学2年次の夏にフィジーで植林ボランティアに参加。文化や価値観が異なる人々と協力することで、多様性の大切さを知る機会となった。自らの目で見て体験したことは、本を読むだけでは学び得なかった人生の宝物に。
※この取材は365在线体育投注-【官网直营】@「J. F. Oberlin Tokyo No. 13」のため2024年12月に行われたものです。
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