ジャズ?ポピュラー
ジャズ?ポピュラー研究(担当 上田浩司)
ジャズ&ポップス研究ゼミでは、個々の学生が追求する内容で、ジャズからポップスまでカバーする演奏発表、オリジナル曲発表、DAWまで幅広くポピュラー音楽を扱います。
桜美林大学では、ジャズ&ポップス実技レッスン、ジャズ&ポップス理論、ソングライティング、アレンジング、バンドアンサンブルなどの授業が履修できます。それらの授業で得た演奏スキルや知識をもとに、このゼミでは自身のオリジナリティーを追求するための演奏やオリジナル曲、DAWの発表を行います。そして個々の発表について教員と他の学生を交えアイディアの共有、活動方針などディスカッションを行い、オリジナリティーが明確な自身の表現スタイルを目指します。さらに、演奏力、作曲?アレンジ力だけではなく、音楽活動に必要なリサーチ&コミュニケーション力を身につけることも目標です。
ジャズとポップスの学びを通して身につけるこれらこのスキルは、皆さんが将来、音楽の世界のみならず、自身のオリジナリティーを活かし、一般社会で活躍する可能性を大きく広げることにつながるでしょう。。
コンピュータ音楽、サウンドアート
音楽とテクノロジー(担当 小林良穂)
近年のデジタル技術の発展と普及は、音楽の作り方や聴き方にも変化をもたらし、新しい音響表現が生み出されています。このゼミでは、「音楽とテクノロジー」を大きなテーマとして、学生個々の興味に応じた分野を選択した上で作品の完成を目指しています。作品の形式は楽曲だけに限定されず、パフォーマンス作品や展示作品、映像等の別分野との組み合わせまでを含んだ広範囲のものが考えられます。
このゼミに参加した学生は、「音楽とは何か」を柔軟に捉え考えながら、各々の独自の視点を取り入れた作品を制作します。また、その作品制作に必要な技術(プログラミング、音響処理、電子工作、マルチメディアデータ処理等)の指導に加え、音響/音楽心理学、音楽神経科学、音楽社会学、視覚等の音楽以外の感性情報処理といった広範の話題を取り上げ、創造性や独創性のある作品の完成を目指します。
ミュージカル
ミュージカル表現研究(担当 國友淑弘)
「歌唱」と「ダンス」そして「演技」を中心に、ミュージカル分野における表現者の総合的な研究を行います。
ミュージカル作品及び各場面を創り上げる実践演習を行います。作品を共同で創作するための協調性と個々の主体性を身につけることが重要です。「歌唱」と「ダンス」そして「演技」を中心として、音楽と台本から自分の役割と表現を学びます。またオーディション用紙の書き方なども学んでいきたいと思います。
4年次では桜美林芸術文化ホール(ストーンズホール)にてミュージカル公演を行います。
クリエイティブ?スタッフ
クリエイティブ?スタッフ(担当 田尾下 哲)
田尾下の担当するゼミは、作家、演出家、デザイナー、プロデューサーなど、”クリエイティブ?スタッフ”及び”制作スタッフ”を志望する学生に向けてのゼミになります。
希望する役職が何であっても、当ゼミではまずエンターテインメントや芸術の社会における役割、価値を歴史から学び、自分たちの選ぶ職業の尊さについて確認、認識したいと思っています。そうして希望する役職が何であっても、舞台において根本となる物語の分析方法を学び、物語の創出のプロセスを学んでから、実際に戯曲を書くことに取り組みます。それは文章を書くことが得意であってもなくても、また、劇作の経験があってもなくても構いません。
劇作を通じて学ぶべき事には、”どうすれば俳優に、スタッフに作品の意図が伝えられるのか”、”場面をどう構成すれば物語が伝わるのか”、”どのようなト書きを書けば表現の意図が俳優達に伝わるのか”などを自らが作者として取り組むことで、自らの専門の役職においての作者の意図の解釈を読み取るトレーニングになります。その事は私個人が師匠であるミヒャエル?ハンペ先生から、良い美術家であるためには演出を学ぶこと、良い演出家である事は劇作を学ぶこと…と教わってきたことの受け売りではありますが、その教えを若い世代の皆様に少しでもお伝えすることが出来たら、と願っています。
オペラ
イタリアオペラ研究(担当 小林玲子)
各自がかかえる発声上の問題や演技上での問題を克服できるように努力すると共に、息の芸術として君臨するオペラを深く研究することによって、より美しく、よりエネルギッシュに、より表現力豊かな歌声を体得、習得できるであろう。
主に「フィガロの結婚」「愛の妙薬」を公演する。 3年次でゼミを経験した学生は、4年次では卒業研究に進み、4年間の集大成として難しいオペラのアリアやアンサンブルを修得し卒業研究演奏会を行う。
ピアノ
ピアノ作品研究(担当 小早川朗子)
ソロ作品だけではなく室内楽作品(ピアノ連弾、二台ピアノ、ピアノ協奏曲、ピアノとその他の楽器)を学ぶことにより、より深く音楽を感じ、アンサンブルの楽しさを経験できる授業です。
履修者全員で発表演奏会を企画、運営するので、協調性を養うこともでき、人前で演奏することの難しさと、仲間と一緒に困難を乗り越える充実感を味わうことができます。作品解説の執筆もしますので、作品の時代背景や、作曲家についてなどの知識を得て、それらをどのように演奏に反映させるか、その表現方法としてさまざまな技術=テクニックを身につけ、情緒豊かな演奏ができることを目指します。
自分と向き合うことが多くなるので、つらいこともあるかもしれませんが、3年次の専攻演習と4年次の卒業研究を経て、「自分らしさ」をしっかり認識し、自信をもって社会へ踏み出せる人へと成長して欲しいと願っています。
合唱指揮法?指導法
合唱指揮法?指導法研究(担当 植木紀夫)
「合唱指揮法?指導法研究」ゼミでは、合唱指導を行うために必要とされるトレーニング?研究を総合的に行います。
合唱をつくりあげていくには複数のアプローチが求められます。「発音法、発声法、練習の組立?計画などの「指導法」と、「指揮法」トレーニングを両輪に、楽曲理解を深めながら総合的に合唱を指導する力を積み上げていきます。
扱う楽曲は様々で、ルネサンス?バロック?古典?ロマン派各時代のクラシック小品から、現代日本の合唱曲まで。教職における歌唱指導も視野に、合唱音楽に親しむことと指導法?指揮法のトレーニング、歌う側と指導する側の双方に常に身を置きながら学びます。
器楽演奏法
器楽演奏研究ゼミ(担当 松岡邦忠)
管弦打楽器の個人レッスンの成果を生かし5人ぐらいのアンサンブルによる様々なジャンルの音楽を演奏してゆきます。
基礎となるクラシックのジャンルでは、ルネサンス、バロックの各楽器が対等に演奏する形式の音楽を学びます。それによって音楽のテンポや内容によって適切な音符の長さを選ぶことができ、自分の考えでニュアンスを工夫した音楽表現をすることを目標とします。学生は自分の楽器の楽譜だけを演奏するのではなく、さまざまなパートに対応するアレンジ力も必要なることから、ジャズのスタンダードなど一枚のメロディーの楽譜をその場で役割を決めて合奏にすることも体験します。年度によって編成が異なるため、特殊な編成のオリジナル曲の作成、演奏などに取り組むことも可能です。
学内外での演奏も活発に行なっており、平均ひと月に2回の本番を行っています。
作曲?音楽理論、音楽学
作曲、音楽学ゼミ(担当 高岡 明)
作曲、音楽学ゼミ:ゼミでは、器楽作品、声楽作品、コンピュータ音楽作品の作曲、映像や舞踊を伴うマルチメディア作品の制作、JavaおよびPython言語による自動作曲プログラムおよび楽曲分析プログラムの開発、無調理論、音楽認知、人工生命を用いた作曲アルゴリズムの研究などの音楽理論研究、音楽史学研究、洋書購読などを指導する。
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