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「自分ごと」の課題を解決して、
みんなをハッピーにしたい

ビジネスマネジメント学群 4年生

小畑春菜 さん

理想の髪色に染めてもらったことがない

小畑さんが実行委員長を務め開催した学外イベントの様子

私は現在、個々の髪質に合ったヘアカラーレシピの自動生成サービスを通じて起業を目指しています。私は美容院、特に髪のカラーリングが好きなのですが、あるとき「プロの美容師に頼んでいるのに、これまで写真通りの髪色に染めてもらったことがない」と気付きました。決して安くない金額を支払っているのに、イメージ通りの髪色にならない。自らの悩みを起点にして、ヘアカラー剤の配合レシピを集めたサービスをつくろうと思い立ちました。

自分の悩みが、ゼミ生に共感してもらえた

もともと私には、「将来、起業しよう」という意思はありませんでした。桜美林大学のビジネスマネジメント学群に進学したのは、漠然と観光業に携わりたいと思っていたからです。人と話すことが好きなので、旅行会社のツアープランナーやバスガイドに憧れを抱いていました。

大学2年生まで観光業を中心に勉強してきましたが、もっと広い視野でビジネスのことを学びたいと考えました。そんな中で出会ったのが、鈴木勝博教授のゼミです。「スタートアップ?新事業創出研究」が大きなテーマで、どんなビジネス領域を扱うかは学生次第。観光のことを学びたくなったら、観光ビジネスについてを考えよう。 今振り返ると、それほど深く考えずに鈴木ゼミに入ったように思います。

ゼミに入ってすぐに、「事業アイデアを考えよ」という課題が与えられました。良いアイデアが浮かばず困っていたら、鈴木教授から「『自分ごと』の課題を解決することから始めたらどうか」とアドバイスをいただきました。そして思いついたのが、ヘアカラーレシピというアイデアです。ゼミ生の前でプレゼンしたら、みんなに共感してもらえました。教授からも太鼓判を押され、早い段階からプロトタイプを作ることになりました。

聞くことの大切さを学ぶ

2022年3月、実践型ビジネスプランコンテスト「ジャパン?ビジネスモデル?コンペティション」に参加し、決勝ラウンドまで勝ち上がることができました。残念ながら世界大会には届きませんでしたが、審査員のひとりからサポートの申し出を受け、現在も事業化のブラッシュアップにご協力いただいています。

事業を通して、見えてきた私自身の課題があります。それは、自分の直感や経験に頼りすぎること。鈴木教授から「お客さまにヒアリングした方が良い」とアドバイスを受け、実際に話を聞きに行くと、私の想定と彼らのニーズに大きな違いがあることが分かりました。顧客層も価格設定も再考の余地がある。それ以来、色々な方の声を聞くようにしています。

髪色のおしゃれでみんなをハッピーにする。私の思いは、アイデアを思い立ったときから変わっていません。今後は美容師の方々も巻き込みながら、より良いサービスを作れるよう試行錯誤していきたいと思います。一度きりの人生を悔いなく過ごせるよう、「自分ごと」の課題に取り組み続けていきます。



※この取材は2023年8月に行われたものです。

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