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  • 【Athlete Voice】女子ラクロス部 ディフェンスリーダー 島尾 実怜

ラクロスは
自分自身を成長
させてくれるスポーツ

リベラルアーツ学群 3年生
女子ラクロス部 ディフェンスリーダー
東京都立山崎高校 出身

島尾実怜 さん

先輩や同期の姿を見て、ここでラクロスを始めたいと思った

私が桜美林大学の女子ラクロス部に興味をもったのは、入学前に先輩たちが投稿しているSNSを見たのがきっかけです。入学後、体験会で初めてラクロスに触れたとき、難しいからこそやりがいがあり、成長できるのではないかと感じました。何より、部に活気があり、先輩たちが一生懸命取り組んでいる姿、同期が楽しそうに練習している姿を見て、ここでラクロスをしてみたいと思い、入部を決めました。

私は同期よりも3カ月遅れで入部したこともあり、当初は周りの皆に追いつけるか、部活になじめるのかという不安がありました。でも、先輩たちからパス練習に誘ってくれたり、同期が優しく教えてくれたりと、部に溶け込めるよう気遣ってくれました。部活のある毎日が充実していて、本当に入部してよかったと思っています。 ラクロスの魅力は、仲間で喜びを分かち合えること。試合中にシュートを決めると、皆が「ナイスシュート!」と言いながら笑顔で集まってくれます。その瞬間、「仲間っていいな」とあらためて実感します。

今、チームに必要なのは発信力。まずは私から声を上げていく

桜美林大学の女子ラクロス部は3部リーグ所属のチームの中でも、体力や粘り強さがあると他の大学からいわれます。私たちは練習でもたくさん走りますし、体力的に自分を追い込んでいくのが苦ではありません。強いチームは後半になっても走り続けることができるので、きつくてもお互いに励まし合いながら、最後までやり遂げるようにしています。 今のチームでの課題は、練習中や試合中のコミュニケーションです。声掛けやアドバイス、自分たちのしたい練習……。全員が自分の思いを伝える「発信力」を身に付けなければいけませんが、まずは私が率先して皆に自分の考えを伝えられるように心掛けています。

私はディフェンスリーダーと幹部を務めており、チームをまとめる難しさは実感しています。プレー中、リーダーとして先頭に立たなくてはいけませんが、私に迷いがあると、全体にその迷いが伝わってしまいます。分からないことはコーチにアドバイスを求めたり、先輩たちの練習動画を見返したりして、常に的確な判断ができるよう、ラクロスへの知識を深めています。

今シーズンの結果を糧にして、来シーズンはひとつでも多く勝つ

ラクロスは、学生が主体のスポーツです。高校までの部活動は、周りが環境を整えてくれましたが、大学では大会や試合、練習を含めて、すべて自分たちで運営をしなくてはいけません。やっていく中で大変なこともありますが、他の大学と交流する機会も多く、いろいろな人と出会うことができ、自分の視野が広がりました。また、自分が動かないと何も始まらないことに気づくきっかけにもなり、日常の生活の中でも他人任せではなく、相手の意見を聞きながら自分がしたいことをしっかりと考えるようになりました。 秋季リーグが終わり、今は来シーズンに向けて課題を洗い出しているところです。それらをひとつずつクリアして、来シーズンはひとつでも多く勝てるよう、チームを強くしていきたいと思っています。

ラクロスは、スポーツとしての楽しさだけではなく、自分の努力次第でいくらでも成長できる可能性があるスポーツです。来年入ってくる新入生にも、ラクロスの魅力をしっかりと伝えていきたいと思います。

※この取材は2022年10月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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