呼吸がそろった演技で、来年は日本一に/石川 みな さん
- 百花繚乱
- 【Athlete Voice】チアリーディング部 主将 菊池 莉緒
「クリーン&ダイナミック」
の伝統を受け継いでいく
健康福祉学群 3年生
チアリーディング部
東京都立雪谷高等学校 出身
菊池 莉緒 さん
高校のコーチに背中を押されて
小学校に入学する前、住んでいた地域にチアのクラブチームが新設されました。母の勧めもあって入部すると、すぐにのめり込みましたね。チアは応援するためのスポーツで、ポジティブな雰囲気に魅了されたのだと思います。
高校までずっと競技を続けましたが、大学でもチアを続けるかどうかは迷っていました。背中を押してくれたのは、「桜美林大学で続けてみてはどうか?」という高校の顧問の言葉です。思い返せば、参加した合同練習では、桜美林大学の楽しそうな雰囲気に惹かれていました。体験会ではスタンツに混ぜてもらうことも。大学生にとっては簡単な技でも、高校生が技を成功させるたびに盛り上げてくださり、本当に楽しかったです。コロナ禍の影響で不完全燃焼も感じていたので、桜美林大学に進学してチアを続けることにしました。
チアの楽しさを再発見できた関西合宿
私は今シーズンから主将を務めています。グイグイとチームを引っ張っていくタイプではないため、最初の頃はチーム運営に悩みを抱えることも多かったですね。普段はざっくばらんにコミュニケーションをとれる間柄なのですが、長く練習を続けていると、お互いの信頼関係が崩れることもあります。自分より周りの方が優れているように思え、自分の立ち位置や能力について悩み、知らないうちに疲弊していたように思います。
転機は、今年3月に行われた関西合宿。関西の大学の皆さんが常にワイワイと盛り上がっていて、とにかくチアを楽しんでいたんです。良い意味で刺激を受けた私たちも、新しい技ができるたびに一緒になって喜びました。
3年生の同期は、私を含め7人います。心掛けているのは、ミスを強く指摘するのでなく、チームの雰囲気を明るくすること。もちろん時には厳しさも大事ですが、関西合宿で再発見したチアの楽しさを伝えていくようなコミュニケーションを意識しています。
JAPAN CUPで桜美林大学らしさを体現する
桜美林大学チアリーディング部は、先輩方から受け継いできた「クリーン&ダイナミック」な演技を大切にしています。今年は例年以上に細部にこだわり、基礎的なことから一つひとつの技を磨いています。
目標は、夏に開催されるJAPAN CUPに出場し上位の成績を収めることです。JAPAN CUPでは通常の大会とは異なり、チームカラーの三色のポンポンを持って演技します。そこでしっかり技を決め、会場を彩るような綺麗で力強い演技を披露したいですね。そのためにも、まずは関東選手権大会をやり切ること。自由演技、規定演技ともにノーミスで決めたいと思います。桜美林大学らしさを体現できるよう努力してまいりますので、ぜひ応援よろしくお願いします。
※この取材は2024年6月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。
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