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  • 【Athlete Voice】サッカー部 主将 柿原 朝日

強豪校に負けない組織力で、
2期連続の昇格を目指す

ビジネスマネジメント学群 3年生
サッカー部
神奈川県立相模田名高等学校 出身

柿原 朝日 さん

先輩のプレーする姿に圧倒された

ふたりの姉の影響で小学1年生からサッカーを始めました。初めはフォワードで点をとる役割を担っていましたが、中学以降はボランチやセンターバックなど守備型のポジションを任されることが多くなりました。自分の持ち味である運動量を生かして、現在はボランチを務めています。

もともと大学では、部活でサッカーを続けるつもりはなく、人並みにキャンパスライフを楽しむつもりでした。でもどこか、高校で不完全燃焼だった自分もいて、試しにサッカー部の見学に行ったんです。そこで2学年上の今井聖士さん(現在は、日本フットボールリーグの「クリアソン新宿」に所属)のプレーを目の当たりにし、醸し出す雰囲気や貪欲さ、高いスキルに圧倒されました。今井さんと一緒にプレーしたいと強く思い、入部を決めました。

組織に勝る「個」はない

同期よりもやや遅れて入部したのですが、すぐに左膝の前十字靭帯を断裂という大きな怪我に見舞われました。1年間はリハビリに専念しましたが、正直心が折れそうな毎日でしたね。仲間が励ましてくれたので、サッカー選手として復帰できたのだと思います。

主将として意識していることは、みんながプレーしやすい環境をつくることです。今年の桜美林大学サッカー部は、下級生に技術に秀でたメンバーが多く在籍しています。切磋琢磨できる環境ではあるのですが、どうしても「技術はあるけれど試合に出場できない」という選手も出てきてしまいます。彼らのフォローをしたり、少しでも雰囲気を良くしたりする工夫は欠かせません。

確かに、試合に出場するメンバーだけをケアする方が楽でしょう。でも、それだけでは十分ではないと感じたのは、今年3月に出場したアミノバイタルカップ戦がきっかけです。1部所属のチームと比べて技術面では遜色ないのですが、組織としてのまとまりに差がありました。組織としてやることを決めていて、 チームとしてのルールをしっかり守れる。サッカーでは、組織に勝る「個」はありません。強豪校の組織力に負けない一体感を作ろうと決意しました。

当たり前のことを丁寧に続ける

組織としての一体感を作るためには、細かいことを丁寧に続けるのが大事だと思います。個人的に大切にしているのは、挨拶とリアクション。当たり前のことのように思われるかもしれませんが、部員の些細な行動や発言に対して、「ちゃんと見ているよ」と反応を示してあげる。それだけで安心してサッカーに打ち込めると思います。

昨年度、サッカー部は2部昇格を果たしました。今年度の目標は、2部リーグで優勝し、連続昇格を果たすことです。桜美林大学は、大学入学後もサッカーを諦めきれなかったサッカー少年たちの集まりです。常に熱いプレーで頑張りますので、応援よろしくお願いします。

※この取材は2024年6月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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